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トロバス記念館
立山黒部アルペンルートへお越しの際は「トロバス記念館」にもぜひお立ち寄りください!
扇沢総合案内センター内に関電トンネルを走った最後のトロリーバスやトロリーバスに関連する資料を展示しています。
扇沢総合案内センター内に関電トンネルを走った最後のトロリーバスやトロリーバスに関連する資料を展示しています。

関電トンネルトロリーバス 奇跡の1台

大勢のファンに惜しまれつつ、平成30年(2018年)11月30日にラストランを終えて、引退を迎えたトロバス、大町市は、最後の1台だけは残そうと業者と交渉を続けてきましたが、維持管理などの費用や設置場所などの問題をクリアすることができず、保存を断念したことで、すぐに解体に向けた準備が進められました。
しかし、熱心なファンがトロバスを残そうと解体の延期や鉄道博物館などでの保存について交渉をしてくれていました。
そんな熱意を目の当たりにしたトロバス解体の請負業者は「こんなに熱心なファンがいるのに全て解体して良いのだろうか」との思いから、最後の1台の解体を延期し会社内で保管してくれていました。
全てのトロバスが解体されたと思っていた大町市は、最後の1台が残されていたことを知り、トロバスファンの皆様のご支援を得て残していこうとクラウドファンディングで資金を募ることを決意しました。
予想以上に反響は大きく、第1目標金額の180万円は開始から3日目に達成、第2目標金額の300万円は6日目に達成することができ、最終的には延べ485名の方から総額6,465,000円の寄附が集まりました。
解体の延期交渉をしてくれた善光さん(富山県高岡市)、解体を踏みとどまってくれた日本総合リサイクル㈱さま、熱いファンのみなさまからのご支援、どれか一つでも欠けていればトロバスの保存は成し遂げられることはできませんでした。
今回、クラウドファンディングの成功によって保存が決定したトロバスは、まさに「奇跡の1台」なのです。
◇クラウドファンディング 解体を待つ奇跡の1台「トロバス」を保存して守りたい!
トロバスってなに?
見た目は普通のバスですが、屋根には電車と同じ集電装置がついていて、架線から電力を得て走ります。
トロバスは、バスなのでしょうか?それとも電車なのでしょうか?
トロリーバス(通称:トロバス)はトロリーコーチ(Trolley coach)やトラレックストロリー(Trackless trolley)とも呼ばれていて、日本語では無軌条電車(むきじょうでんしゃ)と翻訳されています。また、日本では、法的にモノレールやリニアモーターカーなどと共に特殊鉄道になっているので、見た目はバスですが「鉄道」に分類されています。
トロバスは、ガソリンなどの石油燃料をエネルギー源とするのではなく、電気で走るので、排出ガスによる公害が全くなく自然に配慮された乗り物です。扇沢では、扇沢駅と黒部ダムを結ぶ「関電トンネルトロリーバス」が54年もの間無事故で延べ6100万人を運んできました。
トロバスは、バスなのでしょうか?それとも電車なのでしょうか?
トロリーバス(通称:トロバス)はトロリーコーチ(Trolley coach)やトラレックストロリー(Trackless trolley)とも呼ばれていて、日本語では無軌条電車(むきじょうでんしゃ)と翻訳されています。また、日本では、法的にモノレールやリニアモーターカーなどと共に特殊鉄道になっているので、見た目はバスですが「鉄道」に分類されています。
トロバスは、ガソリンなどの石油燃料をエネルギー源とするのではなく、電気で走るので、排出ガスによる公害が全くなく自然に配慮された乗り物です。扇沢では、扇沢駅と黒部ダムを結ぶ「関電トンネルトロリーバス」が54年もの間無事故で延べ6100万人を運んできました。
会館期間
◇開館期間・時間
4月中旬から11月末まで
午前9時から午後4時まで
トロバス記念館
住所 大町市平扇沢2117 扇沢総合案内センター内
電話 0261-22-3220
4月中旬から11月末まで
午前9時から午後4時まで
トロバス記念館
住所 大町市平扇沢2117 扇沢総合案内センター内
電話 0261-22-3220
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