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令和7年5月
令和7年5月11日 大町市消防団総合訓練

5月11日、市消防団は団員を対象とした総合訓練を市運動公園多目的グラウンドで行いました。 開会式では、北村団長と柳澤危機管理課長はそれぞれ、あいさつの中で、4月18日に発生した長野県北部を震源とする地震の際に、消防団員の迅速な対応により、被害状況をいち早く確認することができた、と感謝の言葉を述べました。 この日参加した160人の団員は、規律、ラッパ、救護、水防の4つの種目に分かれて訓練を行いました。 水防訓練では県大町建設事務所の職員を講師に迎え、土のうを作ったり、基本的なロープの結び方を習いました。 また、規律訓練では昨年度入団した新入団員のうち3人が、先輩の団員から基本の動作を教わり、全団員のきびきびとした動きを見ることができました。
令和7年5月20日 大町市の水と地下水環境保全協議会 設立発表会
5月20日、大町市役所で「大町市の水と地下水環境保全協議会」の設立が発表されました。 この協議会は、市の大事な資源である水と地下水の適正かつ持続可能な利活用と保全の取り組みを推進することを目的に設立されたもので、市内に事業所があり、水や地下水を利用している事業者と市で構成されています。参加する事業者は(株)近藤紡績所大町工場、サントリープロダクツ(株)天然水北アルプス信濃の森工場、ニチコン製箔(株)大町工場、(株)みすずコーポレーション北アルプス大町工場、AW・ウォーター(株)の5事業者です。 協議会の会長を務める牛越市長は「大町市は(山に降る)雪の白いダム、山のみどりのダムの大きな恩恵を受け続けている。この水を100年先の未来へ引き継ぐため、安定的な利活用に努めたい」とあいさつしました。 今後は、各事業所で保有する井戸の地下水位をとりまとめ、第三者評価を信州大学で地下水学を専門に研究する助教の榊原厚一さんに実施いただき、そのデータをもとに研修などを行うなど保全活動を進めていく予定です。

令和7年5月21日 大町温泉郷周辺のクマ対策やぶ草刈り

5月21日、大町温泉郷周辺でクマ対策のためのやぶ草刈りが行われました。
黒部ダムの観光放水開始などグリーンシーズンの到来を控える中、大町温泉郷では以前からクマの目撃が相次いでいます。クマはやぶに身を隠して移動することから、移動経路を遮断し、温泉郷エリアへのクマの侵入を抑止するため、温泉郷付近のやぶ草刈りを実施することとなりました。当日は温泉郷の観光事業者やスキー場の関係者、市の担当者など32人が参加しました。
温泉郷観光協会会長の遠藤高弘さんは「しっかりと下草を刈って安全確保をお願いしたい」と話しました。
令和7年5月24日 立山黒部アルペンルート佐々成政おもてなし武将隊 退陣式
5月24日、立山黒部アルペンルートで活躍してきた佐々成政おもてなし武将隊の退陣式が行われました。 佐々成政おもてなし武将隊(以下、武将隊)は、2017年に結成され、主にインバウンド客を意識したお出迎えイベントで演舞を披露しており、結成以来、黒部ダムや大町温泉郷、首都圏などで90回を超えるおもてなしの演舞を実施してきました。戦国武将佐々成政が厳冬期に北アルプスの山越えをした「さらさら越え」になぞらえた演舞が観客に好評でした。 退陣式の当日はあいにくの雨模様で黒部ダムでの演舞を行うことはかないませんでしたが、黒部ダム駅で演舞を行い、電気バス待ちの観光客や、武将隊のファンに向け演舞を行い、これまでの感謝を伝えました。佐々成政役の青木賢治さん(NPO法人劇空間夢幻工房)は「毎回毎回新鮮な思いでやらせてもらった。佐々成政は地元に根差した武将。本人のアツさに気持ちが入り、演じていて高ぶる場面が多かった。見てくれた人の思い出の1ページ、印象に残ったならよかった」と話しました。




令和7年5月29日 関電不動産くろよんの森 協定締結式
5月29日、ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよんで「関電不動産 くろよんの森」の協定締結式が行われました。
この協定は、関電不動産(株)の所有する未活用の森林を整備するため、関電不動産、認定NPO法人環境リレーションズ研究所、北アルプス森林組合で締結するもので、大町市は立会人としてこの協定に参加します。
関電不動産の森林は大町温泉郷や日向山周辺に位置し、もともとは黒部ダム建設の際に、建設事務所や宿舎、資材置き場などとして活用されていましたが、現在は活用されておらず手付かずの天然林となっています。この森林を整備することで「ゼロカーボンの推進」「生物多様性の確保」「地域社会への貢献」を目指します。また森林整備を行うことは、関電不動産のサステナビリティ委員会で出された300以上のアイデアの中から今できること・環境によい取り組みということで決定されました。
関電不動産(株)社長の福本さんは「黒部ダムとご縁のあるこの地で、この事業を進められることを光栄に思う。関係の皆さんで力を合わせ、官民共同でこの地の価値をさらに高められるよう取り組みたい」とあいさつしました。牛越市長は「大町の誇る水は雄大なアルプスとそのふもとの森林資源で作られている。森林の元気をよみがえらせ、未来へ引き継げるよう市としても取り組みたい」と話しました。

令和7年5月29日 美麻小中メンドシーノ帰還報告

5月29日、市役所でメンドシーノ姉妹都市交流事業の訪問団の皆さんが牛越市長、矢花副市長にメンドシーノ訪問の報告を行いました。 この交流は旧美麻村時代から続く姉妹都市交流で、今年は美麻の訪問団がメンドシーノを訪問する年に当たります。今回報告を行ったのは、訪問団長の小林敏文さん(美麻地域づくり会議)、杉本絵美奈さん(美麻小中8年)、梅澤美幌さん(美麻小中6年)、早川侑希さん(美麻小中7年)、宮田雄先生(美麻小中)の5人です。4泊5日のホームステイを行い、学校交流や和太鼓の披露、消防署見学などを行いました。 訪問について皆さん開口一番に「楽しかった!」というくらい楽しめたようで、杉本さんは「こんなに! というくらいのおもてなしだった。来年は倍にしてお返ししたい」、早川さんは「言葉が難しかったがなんとか英語でコミュニケーションがとれてよかった」と振り返りました。 訪問団長の小林さんは「おもてなしがすごかった。行政だけでなく人と人のつながりで続いてきた事業だと思う」と話し、矢花副市長は「来年は受け入れの年。温かくお迎えしましょう」と話しました。


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