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平成30年10月
平成30年10月31日 40歳を祝い地域づくりを考えるW成人式
「大町W成人式~これからの大町地域をになう40歳の会~」(同実行委員会主催)が10月31日、木崎湖畔のカフェ・ねまるちゃテラスの特設ステージで開かれました。
40歳になったことを祝い合うとともに、社会人としてさまざまな経験をし、これから地域を担っていく世代が交流するイベントに大町市にゆかりのある40歳前後の約50が参加。実行委員長の森田秀一さん(41)=美麻・二重=を中心に有志11人が実行委員となり、3カ月前から企画や準備を進めてきました。
イベントでは、鏡開きや記念撮影、ピアノの生演奏などのほか、釣ったばかりの木崎湖のワカサギの天ぷらの振る舞いや参加者が3人一組でバームクーヘン作りをするなどして盛り上がりました。
参加した宮尾清美さん(40)=旭町=は「新聞の告知を見て久しぶりに会える人がいたらと思い参加した。いろいろ考える世代がこれからも毎年集うことできたらいいと思う」と話し、早速知り合った人と交流を楽しんでいました。
平成30年10月27日 「早春賦」作詞・吉丸一昌さんの像が寄贈され駅前講演広場に設置
唱歌「早春賦」や旧制中学時に作られた旧大町高校校歌などを作詞した吉丸一昌さん(1873~1916年)のブロンズ像が市に寄贈され、設置したJR信濃大町駅の駅前広場公園で10月27日に除幕式を行いました。
寄贈した故・吉野孝彦さん、吉野俊子さん夫妻は、吉丸さんと同じ大分県出身で、現在、香港在住。式典で今年3月に急逝された孝彦さんに代わり俊子さんが「吉丸氏の生き方を多くの人に知ってもらいたい」とあいさつしました。
像は彫刻家で大分大学名誉教授の佐脇健一さんが平成29年に3体を制作。2体は大分県臼杵市と大分県上野丘高校へ寄贈され、残る1体を佐脇さんが吉野さんの意向を受け、候補地の中から大町市を選びました。
吉丸さんの孫で信濃大町観光大使の映像製作会社代表プロデューサー・吉丸昌昭さんは「愛する地に祖父の像が設置されてうれしく思う」と話しました。
平成30年10月26日 ジュニアオリンピック陸上競技 小坂悠太さんが B男子1500m3位入賞を報告
第49回ジュニアオリンピック陸上競技のB男子1500mで3位入賞した小坂悠太さん(仁科台中2年・常盤上一)が10月26日に市役所を訪れ、牛越市長に報告しました。
大会は10月12日から14日に横浜市の日産スタジアムで開催され、小坂さんは平成16年1月1日生~12月31日生の中学3年生と2年生で区分されるB男子1500mに出場しました。
全3組(各組22人が出場)の予選各組上位3人とタイム上位6人の15人が決勝に進める狭き門を、自己ベストを3秒も縮める4分03秒36で予選2位突破。翌日の決勝では2日連続の自己ベストとなる4分00秒49で3位入賞を果たしました。
小坂さんは「今年は2年連続の出場。昨年は4位で悔しい思いをしたが3位になって嬉しい。来年のジュニアオリンピックは1500mが種目としてないため、全中で800mと1500mの2冠を目指したい」と頼もしく語りました。
牛越市長は「素晴らしい結果を嬉しく思う。これからもさらに高みを目指して頑張ってほしい」とさらなる活躍に期待を寄せました。
平成30年10月21日 大会初の地元ランナーが優勝! 第35回大町アルプスマラソン
「第35回大町アルプスマラソン」が10月21日に運動公園陸上競技場を発着点に開催されました。
開始式でゲストのお笑いタレント・なかやまきんに君とお笑いコンビ・サバンナの八木真澄さんのコンビ「ザ☆健康ボーイズ」が登場。笑いを誘ってスタート前のランナーの緊張をほぐしました。
北は北海道、南は沖縄県から集まったランナー約2,700人は、高低差が約220mある公認コースのフルマラソンやハーフマラソン、10kmのほか、親子などがクラス別の3kmにエントリー。秋晴れの中、くっきり稜線の見えた爺ヶ岳や鹿島槍ヶ岳、稲刈りの終わった田園、木崎湖湖畔など、大町の風景を楽しみながら思い思いのペースで走りました。
沿道には地元住民が出て「がんばれー!」と声援を送り、運営スタッフやボランティア約800人が交通整理や給水所でりんごや飲み物などを用意して選手をもてなし大会を支えました。
男子のフルマラソンは、大会史上初の地元ランナーの西澤紀元さん(平・借馬)が2時間30分27秒で優勝し、「優勝したいと練習に力を入れてきた。地元の声援が力になった」と笑顔で喜びました。
平成30年10月15日 木彫家・髙橋貞夫さん 内閣総理大臣賞を記念した作品集を市に寄贈
大黒町の木彫家・髙橋貞夫さん(78)が、第57回日本現代工芸美術展の最高賞である内閣総理大臣賞を受賞したことを記念した初の作品集『師は樹なり』(ほおずき書籍)が完成し、出版社へのきっかけを作った塩原書店の塩原義夫さんと共に、10月15日に市役所を訪れ、牛越市長に寄贈しました。
高橋さんは牛越市長と共に作品集を見ながら、日展初入賞の「ときの集落」(1975年)など木彫作品から、50代後半に生み出した漆と木彫を組み合わせた独自の技法「彫彩」を使った内閣総理大臣賞受賞の「天目樹影」(2018年)などそれぞれの制作エピソードを紹介し、「木彫一筋63年の集大成。これからも地域に貢献できれば」と話しました。
寄贈を受けた牛越市長は「芸術文化振興に取り組む市で活用していきたい」と感謝とともに発行を喜びました。
作品集は、大町図書館や高橋さんの母校である大町西小学校、第一中学校で活用されます。
平成30年10月15日 インターハイ体操女子団体3位を報告 大町岳陽高校体操部
全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の体操競技・女子団体総合3位となった大町岳陽高校体操部のメンバーが10月15日に市役所を訪れ、牛越市長に大会の報告をしました。
大会は、8月3日~6日に静岡県草薙総合運動場体育館で開催され、団体は4人が出場し、跳馬、段違い平行棒、平均台、ゆかの4種目で各上位3人の成績の合計で競い、2位とわずか0.15差の初の3位に輝きました。
斉藤春季さん(3年)は「この試合で引退となるが両親が喜んでくれて良かった」、段違い平行棒・ゆかで2位となり個人総合でも2位の松村朱里(あかり)さん(3年)は「声を出しあって練習し絆を深め結束して臨めた。卒業後もジムネットで体操を続け東京五輪を目指したい」、平均台で1位となり個人総合でも7位の坂口彩夏さん(1年)は「メンバーは代わるが来年またレベルアップしてメダルを狙いたい」、原田野乃花さん(1年)は「来年は後輩が入って来るので引っ張っていきたい」とそれぞれ喜びを語りました。
牛越市長は「皆さんの活躍が学校の伝統の強さにつながる。これからも活躍してほしい」と期待を寄せました。
平成30年10月13日・14日 第58回長野県保育研究大会 大町市で開催
全ての人が子どもと子育てに関わりを持つ社会の実現を目指して10月13日~14日、第58回長野県保育研究大会が市内で開催され、保育や子育て支援などの関係者約900人が参加しました。
この大会は長野県、開催地の市町村、(一社)長野県保育連盟が主催し、昭和27年から開催された保育大会と、昭和36年から開催された保育研究大会を平成8年に一元化し毎年開催されているもので、今年は大町市が開催地となりました。
1日目は仁科台中学校で全17分科会に分かれ子どもの年齢に対応した保育や、家庭や小学校などの関係機関との連携などについて専門知識の向上につなげようと熱心に話し合いました。2日目は文化会館で大町市保育園主任会が研究発表を行い、続けて行われた記念式典で佐藤尚子県こども・若者担当部長は「子育て環境が大きく変化している中で保育所等への役割が大きい。きめ細かな保育に期待」とあいさつし、県保育連盟の海野暁光会長は「保育の量はもとより質の向上が重要。子どもを中心とした保育の構築を」と述べました。
牛越市長は開催地として「当市も子育て支援施策を幅広く展開している。子どもたちが未来に向かって健やかに成長できるよう保育の一層の充実を願っている。大勢の皆さんにお越しいただき嬉しく思う。もっと大町市を知っていただければ」と開催を歓迎しました。
記念講演では(一社)家族・保育デザイン研究所代表理事の汐見稔幸さんが「保育所保育指針改定のポイントと今後の保育のあり方」と題して講演し参加者は熱心に聞いていました。
平成30年10月12日 ロボットを活用し楽しく学習 ICT学習活動推進協議会設立
市はロボットなどを活用したプログラミングなどICT(情報通信技術)を子どもたち楽しく学んでもらうことを目的に「市ICT学習活動推進協議会」を設立しました。
委員は、信州大学総合情報センターやIT・ICT関連の企業およびNPO法人など9人で構成。10月12日に総合情報センターで開いた設立総会では、会長に鈴木彦文さん(信州大学総合情報世センター准教授)、副会長に甕(もたい)昭男さん(NPO法人中央コリドー高速通信実験プロジェクト副会長)が選ばれ、本年度の事業計画および予算が議決されました。
30年度は、市内小学6年生を対象に、ヒューマノイドロボット「NAO(ナオ)」を題材に市内の観光情報を発信するプログラム作成する講座を6回開催する予定です。
鈴木会長は「事業を継続していくことと、学んだ子どもたちが引き続き学習していってもらえるようにしていきたい」と話しました。
平成30年10月12日 国体5位入賞を報告 空手競技・相川夏凛さん
相川夏凜さん(松本第一高2年、常盤・上一)が、国体の空手競技で見事5位に入賞し、10月12日に市役所を訪れ、牛越市長に結果報告をしました。
「第73回国民体育大会・福井しあわせ元気国体2018」の空手競技は、10月6日~8日に敦賀市総合運動公園体育館で開催されました。少年少女部門の形の2回戦から登場した相川さんは、得意の「クルルンファ」で3-2と勝利します。続く3回戦で敗退となりましたが5位を決めました。
相川さんは「いつもより気持ちに余裕を持って試合に臨めた。入賞を目指して得意技に時間を掛けて練習したことや、一度大会に出場したことのある会場でできたことが良かった」と笑顔で話し「全国で学んだことを生かしていきたい」とこれからの抱負を語りました。
牛越市長は報告を喜び「来年に向け、一日一日がんばってほしい」と激励しました。
平成30年10月10日 よりよい地域へ 八坂地域づくり協議会が過疎対策などを要望
八坂地域づくり協議会の竹村信吉会長など3人は、10月10日に市役所を訪れ、地域の要望をまとめた陳情書を牛越市長に手渡しました。
要望の内容は、定住促進住宅建設の継続や有害獣被害対策などの過疎対策のほか、防火水槽の新設やヘリポートの利便性向上などの過疎地域の防災、市道矢下野平線や押の田宮の尾線など、合わせて14項目です。要望の説明とあわせ、現場の状況や地図などで市の担当者と確認を行いました。
竹村会長は「定住促進住宅の建設により保育園児の数も多くなり、地域に子どもの声が響くようになった。空き家の活用なども含め過疎対策を引き続き進めてほしい」と要望しました。
牛越市長は「皆さんの活動が大きな輪となるように計画的に事業を行ってきたい」と答えました。
平成30年10月10日 市とフジクラが協定締結 ICT・IoTで市民サービス向上へ
市は、電線製造大手の㈱フジクラ(本社:東京都)との「市民サービス向上に向けたICT・IoT技術の活用可能性の実証及び検証に関する協定」の締結式を10月10日に市役所で行いました。
協定は、ICT(通信技術)やIoT(物がインターネットでつながる技術)を使い、健康や福祉、高齢者・子どもの見守り、観光・防災などの分野で市民サービス向上を目指します。
すでに9月から市内の高齢者3人が参加し、靴にGPS(衛星利用測位システム)端末を取り付けて見守る実証実験がスタート。端末からは4分ごとに信号が発信され、現在地や行動経路を市や家族が確認できます。実験は12月まで続けられ、データ収集や課題の洗い出しが進められるほか、今後も違う実験が行われていきます。
牛越市長は「お年寄りの見守りなど市の課題にICTを生かし絵解決していきたい」と期待を寄せました。
同社の佐藤公紀執行役員は「仮眠協働のまちづくりを進めるためにも、実りある成果を出したい」と話しました。
平成30年10月8日 スポーツを楽しむ祭典 スポフェスおおまち
市教育委員会と市スポーツ推進委員会は、スポフェスおおまち2018を運動公園総合体育館や第二屋内運動場で開催しました。
さまざまなスポーツに親しんでほしいと開催したイベントは今年2回目。参加者は、スラックラインやテニス、ゲートボール、ポールウオーキングなどを団体やサークルの指導を受けながら体験したほか、体力測定で自分や家族の俊敏性や柔軟性、筋力などを測定しました。
糸魚川市発祥のプラスティックのラケットでスポンジのテニスボールを打ち合う「スポレック」体験では、小さな子どもから高齢者が当たっても痛くないボールを打ち合って手軽にラリーを楽しみました。
家族4人で訪れた竹内利宏さん(常盤・西山)は「昨年楽しかったので今年も来た。普段やらないような種目を家族みんなでできた」と2人の子どもたちも楽しんでいました。
平成30年10月6日 先取り! 山麓ハロウィン 若者がイベントで交流
地域の若者たちの交流イベント「先取り! 山麓ハロウィン」を10月6日に白馬樅(もみ)の木ホテルで開催し、県内外から20~30代の男女33人が参加しました。
イベントは、大北5市町村で連携する北アルプス自立圏の若者交流事業として開催。若者の結婚や子育てにつなげようと、各市町村の若手職員でつくる「北アルプスasobiプロジェクト」が6月から企画を練り、準備を進めてきました。
会場では、仮装コンテストやグループに分かれてのカードゲームを行い、罰ゲームなどで盛り上がりがるなど、地域の垣根を超えて交流する姿が見られました。
実行委員長の塚田洋平さん(大町市)は「地域の若者が集る楽しい交流イベントにしたいと企画した。12月のイベントも力を入れているので大勢の人に来てほしい」と話しました。
本年度第2弾となる「山麓クリパ」は、12月22日に開催を予定しています。
平成30年10月6日 福祉の心を育て支えあいのまちづくりを 第20回市民ふれあい広場
「やさしさいっぱい支えあいのまちづくり」をスローガンに、福祉意識の向上と市民の相互交流を促進する「市民ふれあい広場」が10月6日に開かれ、親子連れなど大勢が訪れました。
今年20回目を迎えた恒例のイベントは、市内の福祉や子育て、環境や生活などの43団体が文化会館前広場やサン・アルプス大町、フレンド・プラザ大町などで、軽食や特産品などの販売のほか団体紹介や啓発活動を55のコーナーで行いました。
物産販売コーナーでは市民生児童委員協議会が、今年7月の西日本豪雨で被災した広島県尾道市の特産品を販売し支援活動を行ったほか、今年から参加した市内の市民活動団体8団体が文化会館2階で、それぞれの活動紹介やスラックラインなどの体験を行い賑わいました。
実行委員長の市社会福祉協議会奥村剛会長は「今年も多くの団体に出店いただいた。初めて参加される団体もあり、ふれあいの輪の広がりを感じる。さらに交流の輪が広がることを期待する」と話しました。
平成30年10月1日 大町市出身漫画家・有賀リエさん原作「パーフェクトワールド」が実写映画化
映画「パーフェクトワールド 君といる奇跡」が公開されるのを前に、原作者で大町市出身の有賀リエさん(大町西小―仁科台中―大町高出)が10月1日に阿部守一知事を表敬訪問しました。
短大卒業後、松本市で企業に務めながら、幼い時の夢だった漫画家を目指し、2011年にデビュー。同漫画は、講談社「Kiss」で2014年5月号から連載され、事故をきっかけに体にハンデを負った男性と、彼を一途に思い続ける女性の純愛物語が描かれています。
映画は、人気ボーカル&ダンスグループEXILEや三代目Jソウルブラザーズのパフォーマー岩田剛典さんと女優・杉咲花さんが主演。松本市や諏訪市で撮影され、10月5日から全国公開されます。
有賀さんは「大好きな信州を原作にもふんだん盛り込んでいる。、障がいに接する機会がなかった人でも身近に感じてもらえと思う」と緊張気味に話しました。
阿部知事は「これからも長野県を応援してほしい」と話し、映画化を喜びました。
平成30年10月1日 子育ての総合相談窓口 子育て世代包括支援センター「あおぞら」開設
市は、安心して子育てできるように妊娠・出産・子育ての切れ目のない支援を一層充実するため、子育て総合相談窓口として子育て世代包括支援センター「あおぞら」を市中央保健センター内に開設し、10月1日に中央保健センター前で看板の除幕式が行われました。
市では、これまでも様々な子育て支援事業に取り組んでいますが、さらに妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を行うため、保健師や助産師のほか保育士を専門スタッフとして配置した子育て世代包括支援センター「あおぞら」を開設し事業を開始しました。
除幕式で吉澤義雄副市長は「子育ての悩みや不安がある方へ早期に対応するため開設した。専門スタッフが連携してサポートするので気軽に利用してほしい」とあいさつしました。
「あおぞら」が開設された中央保健センターの丸山芳美所長は「妊娠期から様々な悩みや不安を抱える方が多い。安心して楽しく子育てができるよう関係機関とも連携してサポートしたい」と話しました。
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