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令和6年7月の参加行事
1日、当市と姉妹都市のアメリカカリフォルニア州メンドシーノの訪問団が、市役所を訪れました。
メンドシーノとの繋がりは、メンドシーノアートセンターの創設者ウィリアム・ザッカさんと、美麻文化センターの創設者で版画家の吉田遠志先生との交流から始まり、旧美麻村時代の昭和55年に姉妹都市協定を締結し、平成4年から、相互訪問の交流が行われています。
この日、中高生26名と大人10名が市役所を訪れました。訪問団の受け入れは、コロナ禍で延期していたため5年ぶりとなりましたが、先月27日からの滞在で、市内でのホームステイを通じて交流を深めました。
市長は「メンドシーノからの訪問団の皆さん、ようこそお越しくださいました。皆さんの日本での滞在は本日が最終日となり、とても名残惜しく思いますが、今夜予定されておりますお別れパーティーを大いに楽しんでいただき、ぜひ心に残る思い出をたくさん作ってただきたいと思います。メンドシーノと大町市の良好な関係が、いっそう深まることを心より願っております。」とあいさつしました。
2日、大町市水道事業100周年記念式典が、JA大北アプロードで行われました。
当市の水道事業は、大正13年に居谷里から湧き出る豊富で清浄な水を活用し、旧大町市街地に給水を開始して以来、今年で100年という大きな節目を迎えました。
式典では、長きに亘り市の水道事業の発展に貢献された大町市水道事業協同組合と、市内各小学校、義務教育学校に感謝状が贈呈されました。また、荒井今朝一氏による「大町市の水道100年史-より安全で安心な水の供給を目指して-」と題する講演が行われました。
市長は「水道事業を取り巻く環境の変化に的確に対応し、中長期的な視点に立ち、安全でおいしい水を安定的に供給できる水道づくりを基本理念として、これまで100年間営々と培ってまいりました叡智を継承し、次なる100年に向け新たな決意の下、市民の皆さんとともに手を携え、力を尽して取り組んでまいります。」と式辞を述べました。
4日、大町ダム等再編事業促進期成同盟会総会が、JA大北アプロードで開かれました。
国土交通省北陸地方整備局と東京電力リニューアブルパワーが実施する大町ダム等再編事業は、高瀬ダム、七倉ダム、大町ダムの洪水調節容量を確保することを目的とし、令和2年度から建設段階へ移行しており、現在、令和7年度からの3つのダム連携操作に必要な管理設備の工事や、土砂運搬設備の土砂輸送用トンネル工事が始まっています。この日は、トンネル工事現場の視察も行われ、工事受注者から工法などの説明を受けました。
市長は総会で「信濃川水系の沿川の地域住民にとりまして、将来に亘り災害のない、安心して暮らせる地域づくりは悲願であり、確実な対策を進めることは、今日に生きる私たちに課せられた重大な責務であります。今後、いっそう事業が加速することを期待いたします。」とあいさつしました。
12日、青木湖畔に新しくお店を構える、「ao LAKESIDE CAFE(アオ・レイクサイド・カフェ)」のオープニングセレモニーが行われました。
地域の多彩な食材や、季節の豊かな食材をふんだんに使ったメニューを展開し、湖面に面したテラス席46席と室内の43席から、目の前に北アルプスの白馬三山が眺望でき、また、県内随一の透明度を誇る青木湖の風情を、存分に楽しめる大型カフェが新たに誕生しました。
市長は「真青な湖と豊かな森の絶景と、北アルプスの雄大な景観というロケーションは容易に得られるものではなく、この貴重な資源に恵まれた青木湖では、湖畔のキャンプをはじめ水辺の様々なアクティビティ、更には夜のホタル観賞クルーズなどが人気を呼んでおります。この施設が世界に誇れる場所として、地元の皆さんをはじめ、多くの海外からのお客様で賑わうことを願っています。」と祝辞を述べました。
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