大町市「空き家バンク」制度の概要
大町市空き家情報登録制度「空き家バンク」の概要についてご案内します。
大町市の人口は年々減少しており、平成22年の国勢調査では29,801人となりました。今後も減少傾向が続き、平成28年度には約2万7千人になると推計されています。人口の減少は、地域の活力の低下や、コミュニティの存続を危うくし、地域経済や市の財政基盤等への影響も懸念されます。
こうしたことから、市では平成24年度より「定住促進」プロジェクトを施策の柱にすえ、市の目標人口である3万人の確保を目指すこととしました。その具体策の一つとして、「空家バンク」の充実を図ってまいります。
空き家バンクの目的
大町市内の空き家を有効活用することにより、市内在住者や都市住民等の市内への定住を促進し、地域の活性化を図ることを目的に、市が「空家バンク」を設置し、空き家情報の収集と題供を行います。 空き家バンク制度
市内の空き家のうち、賃貸借又は売買を希望する所有者の方から、物件の情報をいただきます。その情報を市の「空き家パンク」に登録し、市内への居住を希望する方に広く情報を提供していくものです。物件登録
市内にある、個人が居住することを目的として建築され、現在居住していない (空き家)或いは居住しない予定(空き家になる予定)の建物とその敷地を登録していただきます。賃貸、分譲等を目的として建築されたものは対象となりません。物件の登録に際し、所有者の方は「空き家パンク登録申込書」と「登録カード」を市に提出してください。情報の提供
バンクに登録された空き家の情報の一部は、市ホームページや窓口において提供します。所有書の方の個人情報や物件の詳細な位置については、市ホームページ等では公開いたしません。物件の詳細な情報について知りたい方には、空き家パンクの利用登録をしていただきます。利用登録の要件
空き家に定住し、又は定期的、継続的に滞在して、- 大町市の自然環境や生活文化に深い理解と関心を持ち、地域住民と協調して生活ができる方。
- 経済、文化、教育、福祉活動等を行うことにより、地域の活性化に寄与することができる方。
利用登録
物件の詳細な情報について知りたい方は、「利用登録申込書」を市に提出してください。上記要件を満たし、適当と認めた方をバンクに利用登録し、希望する物件の詳細情報を提供させていただきます。空き家バンク契約方法
契約方法は、二通りあり、あらかじめ所有者の方に決めていただきます。- 直接契約:所有者と利用希望者で直接交渉し契約します。
- 間接契約:市と協定を結んだ宅建協会が仲介を行います。
希望する物件が見つかった利用者の方は、「空き家バンク交渉申込書」と「誓約書」を市に提出してください。市は、所有者と利用希望者との交渉や契約については直接関与いたしません。宅建協会が行う業務
大町市では、公益社団法人長野県宅地建物取引業協会中信支部と「空き家バンク」の媒介等に関する協定を締結してあります。この協定により、上記の宅建協会に所属する専門業者に物件の交渉・契約の媒介をしていただきます。- 空き家の詳細調査・登録カードの作成・補完
- 利用希望者に対する空家の案内
- 間接契約を希望する空き家の所有者と利用希望者との媒介
