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(2007年9月13日更新)

9月定例会市長あいさつ

 

 本日ここに、平成13年9月定例市議会が開会されるにあたりまして、一言ごあいさつを申しあげます。


 まず始めに、先日当市で開催されました長野県市議会議員親善野球大会におきましては、昨年の初優勝に続き見事2連覇を果たされましたこと、心からお祝い申しあげます。
 最近の経済動向につきましては、内閣府の発表した8月の月例経済報告によりますと、個人消費は横ばいで推移しているものの、企業の設備投資、生産は減少し、「景気は、さらに悪化している」とされております。
市の財政状況では、歳入の大きなウェイトを占める、個人市民税が景気の落ち込みから減額の見込みとなりました。
市といたしましては、公共事業の早期発注や緊急雇用対策はじめとする施策を展開する一方、国の財政運営の動向に留意しつつ、可能な限り実効のある事業を厳選し、効率的な財政運営を維持してまいりたいと考えております。
 8月27日から開催されました、どこでも知事室では大北7市町村として、地域高規格道路の事業促進、防災体制の強化、広域観光の振興の3点について知事に要望するとともに、商店街や東洋紡跡地などを視察いただき県の支援をお願い申しあげたところでございます。
 本定例会におきましては、道路・水路の改修等の生活関連事業、少子高齢化対策に関する事業、環境対策事業、緊急雇用対策事業など景気対策も視野に入れまして一般会計で2億7,837万1千円の補正予算を計上させていただいております。

 次に、主な事業の進捗状況並びに今後の執行方針について申しあげます。

総務文教関係のうち庶務関係につきましては、9月1日の防災の日に社地区を主会場として地震総合防災訓練を実施いたしましたところ、自治会をはじめ関係機関や団体の皆様のご協力をいただき、実践的な訓練を行うことができました。ここに改めて関係の皆様に対しまして厚く御礼を申しあげます。

 防災施策につきましては、8月9日に議員の皆様にもご出席をいただく中で、職員を対象とした地震対策講演会を開催させていただきました。  8月27日には自主防災会連絡会の研修会も開催し、防災意識の高揚に努めておるところでございます。イントラネットを利用した災害情報通知システムにつきましては、試験運用の開始に向け、現在メールアドレスの集約を図っているところでございまして、糸魚川静岡構造線断層帯をめぐる昨今の新聞報道等を受け、今後一層防災施策を充実させてまいりたいと考えております。また、北アルプス広域連合では国に対して、近日中に震災対策に関する要望を行ってまいる予定でございます。

 企画財政関係につきましては、環境管理の国際規格であります ISO14001の認証取得につきまして、事前の調査や環境管理推進員等庁内組織の整備など準備作業を進めてまいりましたが、8月28日に取り組みを具体的にスタートするという趣旨の「キックオフ宣言」をいたしました。この宣言は、総合的な環境施策について市役所が一事業者としての社会的責任を果たすだけでなく、市民の先頭に立って環境に対する取り組みを行うことの具体的な表明でございます。本年度中に審査に必要な作業を実施し、平成14年6月の認証取得を目指しまして環境マネジメントシステムの構築を行ってまいります。
 また、すべての人にやさしいまちづくりを目指した「大町市ユニバーサルデザイン計画」の策定のため、検討委員会を設置し取り組んでおります。この計画では、(仮称)大町市総合福祉センター及びその周辺地域をモデル地区とするとともに各公共施設等のユニバーサルデザイン化について検討をしてまいりたいと考えております。
総合情報センターにつきましては、4月から8月までの5ヶ月間の利用者は約5,000人となっております。IT講習会においては、20講座を開催し、約200人の方々に受講いただいております。今後も多くの市民の皆様にご利用いただけるよう取り組むとともに、同センターを地域の情報発信の拠点として、一層の住民サービスの向上や災害・防災等の危機管理情報などネットワークの確立に努めてまいります。
 また、大町市有線電話農業協同組合では、DSL(デジタル加入者回線)導入等の高度化を行い新世代に対応した施設更新計画を進めております。これに対し、市では情報通信基盤高度化事業補助金交付要綱に基づき支援したいと考え、関係補正予算を計上いたしております。

 学校教育関係では、小中学校での安全確保、安全管理について、再点検を行ってまいりました。その結果、来校者には、ネームプレートを着用していただくほか、学校内への立ち入りについては、立て看板による案内をすることとなり、その経費を予算計上いたしております。また、児童・生徒の登下校時などの安全対策といたしまして、地域の皆様のご理解ご協力により、市内の128軒のお宅に「子どもを守る安心の家」と記したプレートを掲げさせていただいたところでございます。子どもを危険から守っていくには、学校、地域、関係機関が連携し、協力しあって取り組んでいくことが、大切であると考えており、今後も必要な対策があれば、早急に講じてまいります。

 生涯学習関係では、現在、各公民館と情報センターが連携して各種IT講習を開催しており、後期の講習に向け準備を進めております。また、地域イントラネットの整備により、7月から各公民館の予約状況が、家庭のパソコンから確認できるようになりました。10月から登録団体は、自宅から仮予約ができるよう一層の利便の向上に努めてまいります。
青少年健全育成につきましては、7月に市民大会を開催し、8月には若田宇宙飛行士によります講演会を開催したしました。終始笑顔で、子どもの目線で話しかける若田飛行士のメッセージは、子どもたちに宇宙への夢と希望を与えていただきました。今後の予定といたしましては、初めての取り組みとして、コミュニティ助成事業を受け、10月27日から28日の2日間、サンアルプス大町を主会場に 「チルドレンズ・ミュージアム インおおまち」を開催いたします。数十種類の体験プログラムから工作教室まで、多くの体験をとおして心豊かに、生きる力を持った青少年を育成するために、また科学に目を向ける機会ともなるような場にしてまいります。
文部科学省の推進している「全国子どもプラン」の取り組みの一つとして、平成11年度から子どもたちのさまざまな活動機会について情報提供をするために、情報誌「がったつうしん」を発行しておりますが、さらに本年度は情報センターへ、子ども放送局の受信設備を整備することにより、子どもたちの自然体験活動やボランティア活動を紹介する機会を拡充させ、学校完全週五日制に向けた取り組みのひとつにしたいと考えております。

 体育関係につきましては、第15回全日本シニアソフトボール大会が、9月28日からの日程で開催されます。全国から参加する代表チームも決定し、過日、組み合わせ抽選会も当市で行われたところでございます。歓迎の看板や懸垂幕、桃太郎旗も作成し、一部で掲示を始めるなど、市内のソフトボール連盟等で構成する実行委員会のご尽力により、着々と準備が進められてまいりました。大会には全国から1,000人を超える方々においでいただきますが、当市に来たことが良い思い出となるよう、市といたしましても、大会開催に向けて万全を尽くしてまいります。

 山岳博物館関係では、創立50周年記念事業が、実行委員会の皆様のご尽力により、順調に進んでおります。特別企画展では、熊谷榧(かや)絵画展、岩橋崇至写真展が好評のうちに終了し、県内はもとより、北海道から沖縄までの、全国からの入館者に、満足していただけたものと受け止めております。現在は、地元作家であります齋藤清展を開催中であり、このなかで新しい試みとして、市民参加のワークショップも同時開催し、参加された皆様の作品を展示するなど、より身近な博物館として親しんでいただいております。
 今後は、9月23日と24日に、テレビの登山教室でおなじみの岩崎元郎(もとお)さん・みなみらんぼうさんの、トークショーと爺ヶ岳記念登山、10月13日の創立50周年記念式典と、世界最高峰のエベレストに登頂された大町市出身の平林克敏さんをはじめ、各界で活躍中の著名な方々によりますシンポジウムなどを予定しており、市民の皆様が大勢参加されることを期待するとともに、全国に向けて山岳博物館を発信する機会にしたいと考えております。

 次に、社会厚生関係のうち市民課関係につきましては、本年4月1日以降に誕生した新生児を対象として、4ヶ月健診の際に絵本をプレゼントするブックスタート事業を8月から開始いたしました。絵や言葉をヒントに新生児と自然に接することができ、育児ストレスを和らげるとともに、絵本を通じた親子のふれあいによる人格形成に役立つものと期待いたしております。

 福祉関係につきましては、介護保険制度が施行されて1年余りが経過いたしましたが、順調な運営状況となっており、サービスを受ける方々も増加してきております。65歳以上の方の介護保険料につきましては、制度の円滑導入のため、施行後半年間の徴収免除期間に続き、昨年10月からは半額徴収する軽減措置がとられておりましたが、本年10月からは本来の保険料を納めていただくこととなります。全額徴収に向けて十分なご理解とご協力をいただくため、広報等を活用し、なお一層、制度の周知と利用促進を図ってまいりたいと考えております。
 施設整備につきましては、社会福祉法人れんげ福祉会によるケアハウス銀松苑が常盤上一地区において、8月29日に着工いたしました。来年3月末に完成し、5月開所の予定でございます。この施設は定員30名の施設で、一人暮らし高齢者等自立して生活することが困難な方を対象として、住居・食事・入浴など日常生活サービスを提供するもので、併せて30名規模のデイサービスセンターが設置されます。施設整備、運営面にわたり支援してまいりたいと考えております。

 総合福祉センターにつきましては、6月30日に起工式を行い、現在コンクリート基礎の打設を行っており、引き続き躯体工事に入っていく予定でおります。この建設工事の請負契約につきましては、6月定例会で議決をいただいたところでございますが、入浴施設につきまして市民要望の高い温泉施設とするため、人工温泉システムを導入することといたしました。保温、保湿効果に優れ快適な入浴を楽しんでいただくことができるよう配慮し、併せて洗浄便座の設置や、ぬくもり感の醸成と内壁保護の観点から内壁材への木材使用等、施設の充実を図り、市民の皆様の利便性向上のため、設計内容を見直し請負契約の変更を行いたいと考えております。

 生活環境関係につきましては、環境プラントの排ガス高度処理施設整備工事のうち、2号炉の運転を10月から開始するため、急ピッチで工事を進めてまいりました。現在は、試運転及び機器の調整が終わり、排ガス中のダイオキシン測定のためのサンプリングを8月17日に行い、その分析結果の報告を待って、地元との協議等を行い、10月から本格運転に入る予定となっております。なお、1号炉につきましては、当初の予定を可能な限り早めるための努力をし、平成14年1月からの運転を目指して工事を進めております。
 本年度に入ってからのごみの搬入状況につきましては、可燃ごみの搬入量が野焼きの禁止等により対前年比8.2パーセントの増、粗大ごみの持ち込み分は対前年比59パーセントの増加となっております。また、本年4月から家電リサイクル法が施行されたことに伴って、3月に環境プラントに持ち込まれた大量のごみにつきましては、4月末に処理が完了いたしましたが、予想を大幅に上回り、例年の数倍の家電品が持ち込まれたことに加え、大量の粗大ゴミが家電品と共に持ち込まれました。こうした状況により、多額のごみ処理経費が必要となり、補正予算を計上いたしております。
 また、家電リサイクル法の施行に伴う不法投棄防止対策として創設いたしました環境保全推進員制度につきましては、推進員の皆様の積極的な取り組みの結果、この7月末までに88件のご報告をいただき、テレビ9台、冷蔵庫3台、洗濯機5台、エアコン1台、その他多くの空き缶、空き瓶、ペットボトル、自転車及びタイヤ等の不法投棄が報告され、推進員自らも約6トンのごみを回収していただきました。これらの不法投棄の多くは、家電リサイクル法施行前の事例が発見されたものであると思われ、今後の状況は落ち着く傾向にあると考えております。

 環境基本計画の策定につきましては、5月に職員15名を含む30名の環境基本計画策定委員をご委嘱申しあげ、現在までに4回の策定委員会を開催し検討を重ねてまいりました。今後は、この策定委員会において原案を策定し、環境審議会に諮問することといたしております。
病院関係でございますが、外壁サッシ改修工事につきましては順調に進捗しており、本年12月中に竣工する予定でございます。また、10月からの薬剤の院外処方の実施に向けて準備を進めており、市広報や近隣町村の広報等でも周知の徹底を図っておるところでございます。

 次に、産業建設関係のうち下水道関係でございます。
公共下水道事業につきましては、本年度の施工予定約59ヘクタール、常盤特定環境保全公共下水道事業につきましては、前年度の繰越事業約 1ヘクタールと本年度の施工予定約12ヘクタール、仁科三湖特定環境保全公共下水道事業につきましては、本年度の施工予定約10ヘクタールの管渠整備を実施しております。また松川浄水苑の第2期建設につきましては、本年度より土木建築工事に着手する予定で、松川村との建設基本協定につきまして議案を上程いたしております。

 農林水産関係につきましては、グリーンツーリズム事業の一環として 7月22日、中綱湖において実行委員会の協力によりヘラ鮒釣大会を開催いたしました。当日は天候にも恵まれ県内外より110名余の皆様にお越しいただきました。釣果はもとより湖のすばらしさ、景観のすばらしさを充分堪能していただけたと思っておりますので、引き続いて来年度も実施いたしたいと考えております。
 次に干ばつの状況でございますが、地域的に多少のばらつきはあるものの6月30日の梅雨前線豪雨を最後に高温少雨の状況が続き一部の農作物について被害が報告されております。7月の平均気温は平年より2.9度高く降水量は月計で12ミリと平年の6パーセントと極端に少なく、日照時間は、月計で193.7時間 平年の215パーセントと極端に多い状況となっており、8月においてもこの状況は続いておりました。
 水稲は、昨年より3〜5日早く出穂し、刈取りが早まっており、刈遅れによる胴割れ及びカメムシの発生等による品質低下が懸念されるところでございます。りんごなど果樹につきましても小玉、着色不足などによる品質低下とハダニ等の害虫の発生が予想されておりますことから、全ての農作物について、収穫適期の徹底と病害虫防除の徹底を図っているところでございます。また、農業用水の状況につきましては、かんがい取水に多少の不便がありましたが、土地改良区や耕作者の協力により、かんがい時間の調整等を行うなどの対策を講じた結果、深刻な事態を回避することができました。

 次に建設関係でございますが、地域高規格道路松本糸魚川連絡道路につきましては、8月14日に県知事による空からの現地視察が行われ、8月23日には県議会土木住宅委員会の現地視察が行われました。また、県を中心とする意見交換会が大北や南安曇の各市町村で開催されることとなりました。この意見交換会は、参加される住民の皆様が自主的に運営されるもので、何回かの会議を重ねる中でご意見やご提案などを出していただき、今後の取り組みの参考とさせていただくことを目的としております。
当市では、9月7日まで広報を通じて参加者の募集を行い、来る26日にサン・アルプス大町で第1回目の意見交換会が開催されます。本道路につきましては、長い間実現に向けて努力して来たところであり、広範な論議が行われ、その必要性に対して一層理解が深まることを強く期待いたしております。

市道沓掛柿ノ木線につきましては、昨年度に引き続き延長1,000メートルの路盤を含めた改良を実施し、国道147号交差点から大町運動公園西側の県道有明大町線との交差点北までの間の改良事業が終了いたしました。
市内建設業の受注状況は、長引く経済不況の中で大変厳しいものとなっております。市の公共事業につきましては早期発注に努め、8月末で約  80パーセントの契約が完了しておりますが、今後も事業執行を早めるよう努力し、さらに国の景気対策の動向にも注目して、景気に配慮した対応を取ってまいりたいと考えております。なお、本定例会には、住民の皆様のご要望にお答えするため、道路・水路の改修等生活関連につきまして、補正予算を計上いたしております。

 次に、都市計画関係つきましては、駅前整備事業の交通安全対策に関わる工事が7月末で完了いたしました。第2期工事であります広場の改修は、観光関係者とも協議の上、10月初旬に着手をし、植栽等の一部を残して、年内に完成できますよう準備を進めております。

 公園事業につきましては、大町公園の西斜面を展望園地として整備を進めておりますが、山岳博物館の50周年記念式典に合わせ、10月初旬から供用を開始する予定でございます。西公園の公衆トイレの建設につきましては、9月上旬に予定をされております花火大会に使用できるようにしてまいります。

 街路事業につきましては、東町線の保健センターから大町幼稚園入口までの延長約180メートルの拡幅改良工事が7月末をもって完成いたしました。残る約80メートルのうち、西側の一部について歩行者の安全確保のため、年内に歩道部分の工事を予定しております。残る用地につきましても早期に買収できますよう全力で取り組んでまいります。
 市街地整備につきましては、国庫補助で継続しております「街なみ環境整備事業」で、日の出町から五日町にかけての水路改修と道路の美装化を9月末から11月下旬に実施すべく地元と調整中でございます。

 都市マスタープランにつきましては、用途地域の見直しや地区計画の策定、街路整備の促進、都市施設の整備など、本市における都市計画上の諸課題に長期的かつ総合的に対処するため、委員会を設置し、7月から具体的な作業に入っております。今後、広く市民のご意見をいただくため、それぞれの地区の公民館や市役所で説明会を開きますとともに、市のホームページで概略を紹介してまいる予定でございます。

 国営公園関係につきましては、公園外周道路の先線や林道大洞線の付替工事の整備が順調に進んでおります。
 県で施工しております、アクセス道路「県道あづみの公園大町線」の工事につきましては、県道有明大町線から公園の南側入口や外周道路に接続する部分まで、延長約720メートルを暫定断面ではありますが、着手いたしました。また、用地取得につきましては、本年度で完了すべく、現在、関係地権者と調整中であり、県道用地取得に関連する、取付け道路の付替工事などの用地補償及び、工事費の補正予算を計上いたしております。

 次に商工労政関係でございます。雇用情勢につきましては、7月の完全失業率が5.0パーセントと昭和28年に調査を始めて以来、過去最悪となりました。また、残業時間や求人も減少しております。これを受け、厚生労働省は失業中の中高年齢者を採用した企業に対し、特別奨励金を支給する緊急雇用対策地域を8月29日から全国すべての都道府県に広げて実施することとなりました。
 このような雇用情勢を反映いたしまして、県内の有効求人倍率も7月には前月より0.05ポイント下回り、0.85倍となり、4月から4ヵ月連続で1倍台を下回る結果となっております。大北地区につきましても、運輸通信業等の一部業種を除き、新規求人数が対前年を下回り、人員整理等の影響から求職者は対前年を上回っております。この結果、7月の有効求人倍率は対前年同月と比べて0.22ポイント下回る0.66倍となり、益々厳しさを増しております。
 このように非常に厳しい状況の中、特に中高年齢者の再就職が厳しいため、市といたしましても緊急に中高年の離職者を中心とした雇用促進奨励金の交付制度を実施することといたしました。この制度は、離職等により就職が特に困難な求職者を雇用した事業主に奨励金を期間に応じて交付するというものであります。

 中小企業者の金融支援として取り組んでおります市と県の制度資金につきましては、7月末現在で前年同月に比べ件数は変わりありませんが、利用金額は126.37パーセントとなっております。これは、中小企業金融安定化特別保証制度が本年3月で終了したため、市あるいは県の制度資金に移行されたためと思われます。また、経済情勢が非常に厳しく、事業活動に必要な資金確保が急務となっていることや、市場の貸出し金利が低利になってきていることから、緊急的な措置として市の制度資金の不況対策資金を中心に1.0パーセント前後の利子補給をすることとし、現在実施に向け細部について検討いたしております。

 商業関係につきましては、商店街の活性化を図るため、商工会議所において、空き店舗活用実験事業に取り組んでいただき、一定の成果を上げております。やまびこ祭の前夜祭と位置付けた「大町ゆかたまつり」は商店街を中心として、街に活気を取り戻そうと実施され、当日は、天候にも恵まれ昨年を大きく上回る人出となりました。また、8月4日に行われました第23回大町やまびこ祭りは、関係の皆様のご支援とご協力によりまして、おどり連、69連、3,400人余のご参加をいただきました。特にステージ発表などでは保育園児、小中高生の皆様のご参加を多数いただき大盛況のうちに終了することができました。

 観光関係につきましては、立山黒部アルペンルートの入り込みは、年度当初は前年を上回っていたものの、8月の入り込みが対前年比約18パーセント程度落ち込み、8月末現在では累計70万人、対前年比93.4パーセントとなっており、秋の紅葉シーズンの入り込みに期待をいたしておるところでございます。その他の観光地につきましては、本年4月から6月の第2四半期を見ますと対前年比105.2パーセントと、高い伸びを示しております。特に、後立山連峰の登山者は対前年比31.7パーセントと大きく増加しており、近年の中高年者を中心とするトレッキングブームを反映しておるところでございます。スキー場等への誘客対策につきましては、民間と連携して、秋から冬にかけての観光宣伝事業を行うため、必要な経費について補正計上いたしております。
 以上、主要な事業の進捗状況と今後の執行方針について申しあげましたが、本年度計画いたしました、それぞれの事業が予定どおり執行できますよう全力をあげて取り組んでまいりますので、なにとぞ市政運営に対しまして、一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申しあげます。
本定例会にご提案申しあげる案件は、事件案件4件、条例案件1件、予算案件18件の合計23件でございます。それぞれの議案につきましては、上程の際、収入役及び担当部課長から説明いたさせますので、よろしくご審議をお願い申しあげます。

 

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