大町市議会基本条例について

　平成２２年９月定例会において議員提案による「大町市議会基本条例」が全会一致で可決され、１０月１日から施行されました。

策定の目的

　大町市議会では、一問一答制の導入や、インターネット配信など、開かれた議会を目指して、議会改革や議会活性化に取り組んできました。これまでの取り組みをさらに発展させ、市民に信頼され、市民とともに歩む議会を目指し、市民福祉の向上とゆたかなまちづくりの実現に寄与することを目的として、議会の基本理念、市民や市長との関係、議会運営などの基本的事項を定めた大町市議会基本条例を策定しました。
 

策定の経緯

　本条例案の策定にあたりましては、平成２１年６月に議長から諮問を受けた議会運営委員会が主体となり、計２１回の委員会を開催し、先進事例の調査研究、ブレーンストーミングを用いた意見集約などを行い、検討を重ねてきました。また、定例会ごとの議会全員協議会における協議や、議員全員の参加による基本条例に関する学習会を開催するとともに、市民の皆様との意見交換会の開催や、条例素案についてのパブリックコメントを募集し、市民意見の反映に努め、その間、理事者側との協議も行いました。

　それぞれお寄せいただいた、貴重なご意見等を参考とさせていただき、議会運営委員会としての条例案をまとめ、平成２２年９月２日の全員協議会で再度全議員で協議し、最終的な条例案として集約しました。

　そして、平成２２年９月２日、この条例案をもって議長に答申し、平成２２年９月１７日の９月定例会最終日に議員提案により全会一致で可決されました。

　
　大町市議会基本条例
　
　大町市議会基本条例（逐条解説）