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ホーム 市長の部屋 市長と語ろう!まちづくり懇談会 平成25年度 安曇養護学校大町地区PTA(平成25年12月)

安曇養護学校大町地区PTA(平成25年12月)

安曇野養護学校大町地区PTAとのまちづくり行政懇談会の概要です。

日 時 平成26年1月27日 午前10時00分から午前11時45分
場 所 総合福祉センター 大会議室
懇談した団体等名 共同作業所がんばりやさん
出席者 共同作業所がんばりやさん30名
市 側 市 長  牛越徹
福祉課長 鳥屋寿和
福祉係長 北沢一人

(進行・記録)
情報交通課広聴広報係長 北澤 好泰

1.開会

○北澤広聴広報係長
 これより安曇養護学校大町地区PTAの皆様とのまちづくり行政懇談会を開催します。市長よりご挨拶を申し上げます。

2.あいさつ

○牛越市長
○安曇養護学校大町地区PTA代表者

3.出席者自己紹介

4.懇談事項

安曇養護学校大町地区PTAからの質問・要望事項について

○北澤広聴広報係長
 あらかじめ安曇養護学校大町地区PTAより要望事項をいただいておりますので、順次担当課長よりご回答いたします。
 なお、福祉課長が出張のため到着しておりません。そこで、質問事項4から始めさせていただきます。

質問事項4「診療の待ち時間について」

 市内の病院、医院での診察時の待ち時間が長いときに、子どもが騒いでしまったり、患者さんの周りをうろうろしてしまったりするので、療養手帳を提示したら、空き部屋待ちとか、早めに受診ができるようお願いしたいです。

○塚田市民課長
 診察の受付方法等は各医療機関によって様々であると思われますので、受診の際又は事前に病院や医院の受付等へ診察時間の調整をしていただけるのか等、ご相談されることをお勧めします。
 市としましては、大町地区医師会会員との行政懇談会の際又は大北医師会へいただきましたご要望をお伝えしてまいりたいと思います。

○安曇養護学校大町地区PTA
 一般の人には外見では普通に見えるので親は気を使いながら、静かにさせて早く診察を終わらせたいと思い車の中で待つなど工夫しているが、子どもが小さいほど待つことができないことを医師にもわかってほしいです。
 親としては、人に迷惑を掛けるのが切ない。医師会に配慮をお願いしたいです。

○塚田市民課長
 小さい子ほど待つのがつらいのはよく理解できるので、要望を医師会に伝えます。

質問事項5「一般教養、SST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング社会生活技能訓練)等の学習について」

 未発達や学習障害のためにできなかった学習、一般教養、SSTをさらに学べる発達障がい者の学校的な居場所がほしいと思います。生涯を通して学び続けることが必要であり国語、数学、社会等の勉強、スポーツなどが学習できる、いわば障がい者向けの定時制学校のようなものです。指導者として資格のある方、地域の有識者の方々が手を組めば可能であると思うし、自分にできることは協力していきたいと思います。ぜひ、大町からこの種の取り組みを始めてもらいたいと思います。

○勝野子育て支援課長
 社会が子どもや若者に対して、社会生活に必要なトレーニングや学習の補強の実施、他者との交流を通じた自己肯定感を醸成するための支援は、発達障害の有無にかかわらず子どもや若者の社会的自立に向けて重要な課題となっております。
障がいのある方に対する就労支援の施策としては、障害者総合支援法による就労移行支援、就労継続支援A型、B型、共同生活援助といった道筋が整備されつつありますが、今回いただいておりますご提案はこうした福祉制度ではカバーの難しいソフト事業と考えております。
 今後、皆様のお知恵もお借りし、民間事業所の育成や、運営・利用に対する体制の在り方について検討をすすめ、持続可能な支援事業を行う必要があると考えております。

○安曇養護学校大町地区PTA
 前向きでありがたいです。
 自閉症は、症状が軽くても家庭生活が困難なので、人に迷惑を掛けず生活できる体制づくりが必要。市でもこのまま前向きな取り組みをしてほしいです。

質問事項6「地域とのかかわりについて」

  1. 市内の行事「児童センターまつり」「ふれあい広場」では参加の誘いをいただいておりますが、「おたんじょ桜の植樹」「劇団四季の鑑賞」「文化祭」など市内の小・中学校へ呼び掛けているイベントも同じように参加の打診をしてほしい。花田養護学校も同様にお願いしたいと思います。
  2. 大町市内の学校と養護学校の子どもの交流についてはどのような現状でしょうか。
  3. 就学を考えたときに特別支援学級の先生の対応に物足りなさを感じました。子どもの人数に対して先生の数が足りないこともあってのことでしょうが、子どもにもう少し温かく手厚くかかわってほしいと感じました。特別支援学級の現状(市内各小・中学校の子どもさんの数や学級数、先生方の人数等)はどのようになっているのでしょうか。
質問事項6-1

○降籏建設課長
 「おたんじょ桜の里づくり」事業は、児童の健全育成と健康で文化的な都市環境の整備を進めることを目的として平成12年度から始まりました。
現在は、市内小学校1学年生を対象として、毎年クラスごと1本の記念樹を植樹しています。ご要望いただいた事項につきましては、本事業の対象が市内小学校に通う児童であることをご理解いただくとともに、ご意見として承ります。

○沢口生涯学習課長
 教育委員会で市内の小・中学校へ呼びかけているイベント(「劇団四季の鑑賞」「文化祭」など)にも同じように参加の打診をしてほしいとのご要望につきましては、市内小中学校と同様に、学校へ参加の打診をさせていただく形で考えてまいりたいと思います。

○安曇養護学校大町地区PTA
 「おたんじょ桜の里づくり」事業は、小学校1学年生を対象としているなら安曇養護学校の生徒も植樹が可能なのですか。

○降籏建設課長
 本事業の対象が市内小学校に通う小学校1学年生を対象としていることをご理解いただきたいと思います。

○牛越市長
 植樹は作業と伴うので、学校や保護者が付き添い手伝う体制が組めるかが課題となる。議会が条例で定めて行っているので、議会とも相談して受入れの検討を行います。

○安曇養護学校大町地区PTA
 文化祭の作品展示やいーずらでの学校展での展示は可能ですか。

○沢口生涯学習課長
 作品展示には、学校が中心となり展示の飾り付けを行っていただくので、その部分がクリアできれば、協議しながら展示を考えます。

○安曇養護学校大町地区PTA
 イベント行事など小中学生を対象としたもの、交通災害共済の掛け金の団体扱いなど悪意がなく忘れられているケースがありました。全て参加できないかもしれないが、打診をするようにしてほしいです。

質問事項6-2

○勝野学校教育課長
 大町市内の学校と養護学校の児童・生徒との交流につきましては、現在、大町市内から安曇養護学校へ通学している児童・生徒数は小学部13人、中学部5人、高等部6人、安曇野分室高等部1人計25人ですが、この児童・生徒たちとの交流活動は主に「居住地(地域籍)交流」という形で行われています。その中で現在行われている学校間の主な交流活動は次のようなものです。

  • 互いの学校行事へ参加しての交流
    (ア)居住地交流として、学校側から運動会などの学校行事に合わせて安曇養護学校の居住地児童・生徒に参加をしていただき交流を深めています。(小学校)
    (イ)特別支援学級の児童・生徒と担任教員が安曇養護学校の文化祭(とんぼ祭)へ参加して交流を深めています。特に中学校の特別支援学級生は、今後の進路学習の一貫として、安曇養護学校(高等部)を知る上からも
    有意義な交流の場となっています。(小学校・中学校)
  • 安曇養護学校に通う居住地児童との交流(個別の事例)
    (ア)昨年度より、自・情障学級の児童と安曇養護学校児童2人(5学年・3学年)が、年2回の交流を行っています。本年度は、5学年の自・情障学級の児童が交流計画を立て、本校5学年の児童と安曇養護学校児童2人が、9月にミニ運動会を実施しました。回数を重ねるにつれて交流が深まってきています。安曇養護学校の児童も徐々に大きな集団での活動に慣れ、安心して楽しめるようになりつつあります。来年度も継続の予定です。(小学校)
    (イ)本年度、安曇養護学校小学部1年(1人)と本校1学年の交流について、現在、計画を立案中です。また、安曇養護学校小学部2年(1人)と本校特別支援学級との交流として芋掘りを計画しましたが、日程があわず来年度に延期しました。(小学校)
    (ウ)安曇養護学校の居住地児童が来校し、当該学年児童と簡単なゲームなどを行って交流しました。(小学校)
    (エ)本年度の11月に、安曇養護学校中学部1年(2人)を本校の知障学級に招いて交流を行ないました。(中学校)
  • 夏休みのプール利用での交流(継続交流)
    各学校では、夏休みの期間中、安曇養護学校からの要請により、プールを開放し、自然体での交流が行われています。(小学校)

 以上のように、大町市内の小・中学校においては居住地交流を中心とした活動が行われています。お隣の池田町では安曇養護学校に近いという環境を活かして、小学校や中学校がもう一歩進めて学校全体としての交流活動を行っているとお聞きしています。
今後、大町市内の学校においても、お互いのニーズを理解し合いながら障がいのある子どもと障がいのない子どもたちが共に参加する活動の場を数多く設けることによって、相互の経験を深めながら自立と社会参加を促し、互いに助け合い支え合って生きていくことの大切さを学ぶ交流や共同学習を一層推進して参りたいと思います。

 また、安曇養護学校とは、児童・生徒の交流に留まらず、教職員の交流として、市内小中学校に係る就学相談委員会には、委員として加わっていただいておりますほか、各学校では安曇養護学校の特別支援コーディネーターをお招きし、それぞれの学校における、児童・生徒への個別指導や支援をいただいています。教職員の人事交流も活発に行われ、毎年、市内の学校から何人かの先生が安曇養護学校に異動し、あるいは安曇養護学校から市内の小中学校に異動されている状況です。

○安曇養護学校大町地区PTA
 子どもと親で、仁科台中学校の生徒と交流をした。温かく迎えてもらい良い交流ができ満足しました。出迎えや帰る時の見送りでは真心を感じ感謝しています。

 仁科台中学校では、あらかじめ障がいとは何かを勉強した。いい交流会には事前の勉強が役立っています。
 以前は、運動会での交流をした。運動会は事前の練習への参加が必要。さきほどのような、小さな交流から入っていくことは良いことだと思います。

 大町市以外ではあるが、交流のためにクラスの生徒がどうのように交流するか考えて、その子に合わせたもので交流を行いました。クラスの保護者からも子どもたちに考えさせる、よい勉強になったと聞いています。小さい内から交流を続ける必要があります。会染小学校での交流では、クラスで行き交流をいています。個々の交流よりクラスや学年での交流をさせてほしいです。

○牛越市長
 学校ごとに交流することが一番効果が高い。市内の学校と安曇養護学校との会合はどうなっていますか。

○勝野学校教育課長
 教育委員会と安曇養護学校と相談する機会があるので、可能なところから行えるよう相談します。

○牛越市長
 教育委員会でも、学校間や1つの単位としてクラスどうしで交流など、多様な交流ができるよう考えてほしいと思います。

質問事項6-3

○勝野学校教育課長
 特別支援学級の現状につきましては、大町市内小中学校の特別支援学級には、知的障がい学級6学級に児童・生徒21人が在籍、自・情障学級14学級に児童・生徒55人が在籍しており、1学級に1人、計20人の担任教員が授業等にあたっています。
特別支援学級は少人数でも個々の対応が必要な児童・生徒がおりますことから、各小学校には市費による支援員(八坂小、美麻小学校を除く各小学校に1人を加配。)が補助にあたっている場合が多く、更に補助の必要が生じた場合には、通常は不登校対応にあたっております『心の教室相談人』(八坂小、八坂中、美麻小中を除く小・中学校に1人を加配。)が、その対応にあたっています。

 発達障がいやその疑いのある児童生徒が年々増加している中で、現在、市内の小中学校に、特別支援学級に在籍する児童・生徒と特別支援学級には在籍していないが、通常の学級において個別の支援を必要とする児童・生徒が277人在籍しています。(発達障害の診断を受けている児童・生徒が91人、発達障害の診断を受けていないが個別の指導が必要な児童・生徒が186人であります。)その内、特別支援学級に在籍していないものの個別の支援を必要とする児童・生徒への対応につきましては、保護者の了解のもと、特別支援学級へ通級する児童・生徒の支援を行っており、先ほどの市費での支援員も通常学級に入って、個別の補助に当たる支援を行っています。このほか、支援に当たる職員が不足する場合には、保健室で養護教諭も個別支援に当たっています。

 各学校では、発達障害に限らず、不登校や不登校傾向にある児童生徒への個別支援も行っており、全職員が時間をやりくりして必要な対応に当っている状況にあります。
 教育委員会では、今後とも、学校や地域と連携し、支援を必要とする児童・生徒が自立と社会参加に向けて、できる限り身近な地域で、同年代の友達と共に学ぶことができますよう努めてまいりますのでご理解をお願いします。

○安曇養護学校大町地区PTA
 小学校で6年間通学し、5~6年生の時は先生2人が付いていました。
親と先生がコミュニケーションをとり、良い対応をしてもらえたが加配の先生の手が回らない時の他の先生対応で、特別支援学級の生徒に対する理解が得られていないように感じることがある。意見を言いたいが学校に言いづらいので、市から学校への指導する機会があればお願いしたいです。

○勝野学校教育課長
 年に数回、教育長と学校職員との懇談会を行っています。その際、課題のある子どもの対応など校長と話しをしています。また、個々の先生との話しもしています。各学校への課題等の意見と要望を受け付けるメールアドレスを公開しているので利用してください。また、教育委員会には教育指導主事が2人いるので、個々の事案については相談いただければ対応します。

○安曇養護学校大町地区PTA
 保護者が学校に意見するのに嫌な思いをしました。

○勝野学校教育課長
 学校に直接話しづらい場合は、教育委員会に教育相談の窓口もあるので利用してください。

○安曇養護学校大町地区PTA
 特別支援学級の親と行政懇談会を行うことが可能ですか。

○牛越市長
 もちろん、申し出をいただければ可能です。いろんな課題を意見交換することが行政にとってもありがたいです。
今日いただいた意見は、教育委員会で受けたので学校との意見交換の折に提案します。ただし、個々の先生に対する指導は校長しかできない仕組みになっているので、校長に話をします。
もし、学校に話しがしにくいようであれば教育委員会に相談してもらえば、対応します。

○安曇養護学校大町地区PTA
 市長への手紙に、相談内容を書いて出しても対応してもらえますか。

○牛越市長
 市長への手紙は、教育委員会を含め全ての分野で出してもらっていいです。
必ず、担当するセクションと相談して返事を書きます。また、直接担当課へ相談してもらってもいいので、遠慮しないでください。

○安曇養護学校大町地区PTA
 校長先生に言いづらいことは、支援コーディネーターの先生に話せます。このことで、いい方向に改善できているが他の先生の理解が少ないので、子どもに目線をあわせて対応をしてほしいです。

○牛越市長
 障がいをもつ子どもへの対応は、教育者としてのスキルアップと心の姿勢の問題があります。スキルアップについては、県の教育委員会でも力を入れています。

○勝野学校教育課長
 本日のお話しは、校長会でも伝えます。

○安曇養護学校大町地区PTA
 障がいがなくても、不登校や精神なども増加しています。このことで先生も病んでいるので、先生たちへのカウンセリングやケアもしてほしいです。

○勝野学校教育課長
 いろんな悩みを持つ先生も大勢いる。県の教育委員会とも連携し対応します。

○北澤広聴広報係長
 福祉課長が到着しましたので、質問事項1に戻り回答させていただきます。

質問事項1「市役所福祉課での諸手続きについて」

  1. 市役所に相談や手続きに伺ったとき、特別児童手当や福祉に関する手続きの課が違っており、どこの窓口に行ったらいいか解らないので、障がいのある子どもに対する福祉相談の窓口を1つにしてほしい。
  2. 療養手帳を取得しているが車の税金が免除されることを今年度まで知らなかった「障がい者の手引き」は見にくいので手引書にしてほしい。
  3. 障がいの区分により受けられるサービスが違いますが、その対応(説明)をわかりやすくきちんと対応してほしい。
質問事項1-1

○鳥屋福祉課長
 児童手当等は子育てをされている皆さんを支援する事業として「子育て支援課」が、また、障がい児から障がい者まで障害者福祉に関することにつきましては「福祉課」が事務を行っています。
それぞれの課職員が連携して、丁寧にご案内するなどにより、相談者の負担が軽減されますよう調整してまいりますが、現段階において窓口の一元化は難しいことをご理解願います。

質問事項1-2.・3.

 従前の「障害者福祉制度のあらまし」につきましては、見づらいとのご指摘を受けておりましたことから、見やすく、わかりやすいものとなりますよう、現在、内容の点検等を行い、改訂版を作成中です。

○安曇養護学校大町地区PTA
 障がい者福祉制度のあらましを作り直してもらい感謝します。
福祉課の窓口対応で相談したが、間違った回答があった。対応する職員の内制度を理解していない人がいる。

鳥屋福祉課長
 確かに職員の中には、制度を全て理解できていない職員もいる。このあらましは、職員も熟知するためのものでもあります。
共に、勉強しながら迷惑を掛けないようにします。

○安曇養護学校大町地区PTA
 身体の障がいや知的な障がいごと、このあらましを分けることはできませんか。

○鳥屋福祉課長
 細かく障がいの種類や等級ごとに分けるとあらましの種類が非常に多くなってしまうので、全ての制度を載せておくこととしました。

○安曇養護学校大町地区PTA
 はじめての人は、使えるサービスが分からない。はじめての人でも分かるよう作ってほしいです。

○鳥屋福祉課長
 障がいごと、受けられるメニューを作り、あらましに入れられるよう研究します。

○牛越市長
 職員が不十分なお答えをしたことに対し、お詫びします。
あらましについては、より理解し易いものにバージョンアップしていきたいと思います。

○安曇養護学校大町地区PTA
 このあらましの配布はどのように行いますか。身体障害者手帳を持った人に送付はしないのですか。

○鳥屋福祉課長
 配布対象者が2,300人と非常に多いので、福祉課の窓口に置き、市ホームページにも載せます。
 また、相談事業所など関係箇所に置く予定です。

○牛越市長
 窓口に来た時に、持って行っていただくことでご理解いただきたい。

○安曇養護学校大町地区PTA
 あらましが完成したら広報おおまちに完成のお知らせを載せることは可能ですか。

○鳥屋福祉課長
 7月以降に完成する予定。完成したら、広報おおまちにてお知らせをします。

○牛越市長
 毎年5月~6月には、内容を更新することとしたい。

○安曇養護学校大町地区PTA
 各制度で適用範囲の記載の区分が、それぞれ違うので分かりづらいです。

○牛越市長
 欄外へ注釈を記載するようにします。全て記載できない場合は、問い合わせ先を記載することとします。

○安曇養護学校大町地区PTA
 あらましの内容の意見・質問どこにすればいいですか。

○鳥屋福祉課長
 あらましは、年内に修正を行い来年1月には完成させたいので、年内にご意見・ご質問は福祉課福祉係にお願いします。

○安曇養護学校大町地区PTA
 メールでの質問など可能ですか。

○北澤広聴広報係長
 市長へのメールへ、あらましへの意見・質問と明記し送信してもらえれば広聴広報係から福祉課へ伝えて対応します。

○安曇養護学校大町地区PTA
 窓口で障がい手帳を表示することで割引や制度を利用できることがある。

○牛越市長
 制度は、使うためにあるが、仕組みが難しく全てを理解することは難しいので、市として周知に努め社会全体に定着するようにしたい。

○安曇養護学校大町地区PTA
 あらましが完成したらPTA全員に配りたいので連絡がほしいです。

○鳥屋福祉課長
 完成したら連絡します。

質問事項2「日中一時支援について」

放課後、休日等に利用したいときに、どんな利用箇所があるのか利用は市内に限るのかも含め、どういう条件なのかがわかりません。
一覧表または冊子にしていただけないでしょうか。

○鳥屋福祉課長
 年度当初に利用申請書の提出をお願いしているところですが、管内事業所の利用者定員に限りがあり、利用希望者が事業所と直接ご相談をしていただいている状況です。
 「社会資源マップ」を参照いただき、直接事業所にご相談いただきますようお願いします。


 

質問事項3「災害時の避難について」

  1. 避難の際の肢体不自由児に対する対応はどのようになっているのでしょうか。
  2. 障がい者の台帳の作成は、現在どうなっているのでしょうか。
質問事項3-1

○飯沢消防防災課
 災害の発生等の恐れがあり、該当する地区の皆さんに対して避難する必要があると判断した場合には、市から防災行政無線、ケーブルテレビ、有線放送、メール等により、災害の危険が予想される段階では避難準備情報、被害を受ける可能性が高まった場合には避難勧告、最も緊急度が高い場合には避難指示という内容で、避難をしていただくようお知らせします。

 災害の状況によっては、避難準備情報や避難勧告のお知らせをせずに、避難指示を発令する場合もありますので、悪天候時等においては、周辺の状況について十分気を付けていただき、早めの避難行動がとれるようお願いします。
市では、あらゆる媒体を使い情報提供を行いますが、緊急情報メールでの情報提供も行っているので、登録をしていただくと各種の情報をいち早くお伝えすることができます。ぜひ、登録をお願いしたい。登録は、市のホームページから登録することができます。
ご質問にあります避難に時間がかかり、他の人の助けが必要な皆さんにつきましては、避難準備情報が発令された段階で、早めの避難行動をとっていただくことになります。

 また、避難する場合に一人での行動が難しい場合には、隣近所の皆さん、自治会、自主防災会の皆さん、災害が発生する恐れがある場合には地区内の警戒活動を行っている消防団員等の協力により、避難行動のお手伝いをしますので、協力いただける皆さんと一緒に安全な場所へ避難していただくことになります。

○安曇養護学校大町地区PTA
 緊急情報メールは知らなかった。ぜひ、あらましに載せてほしいです。登録の仕方も載せてほしいです。

○牛越市長
 あらましに、緊急情報メールの紹介と登録方法を入れることとします。広報おおまちへでも周知を行います。

質問事項3-2

○鳥屋福祉課長
 現在、市が管理しています「高齢者台帳兼災害時要援護者台帳」につきましては、本人同意が得られた情報により台帳を作成しており、この台帳の情報は、福祉課、消防防災課のほか、大町消防署、民生児童委員が共有しております。
また、障がい者などで台帳が未整備の人への対応につきましては、ダイレクトメールにより、同様に年度内の台帳作成を計画しており、作業を進めているところです。

 なお、平成26年4月には災害対策基本法等の一部改正が予定されており、その改正案では、「要配慮者のうち、自ら避難することが困難な者であって、特に支援を要するものの把握に努めるとともに、地域防災計画の定めるところにより、避難行動要支援者名簿を作成しておかなければならない。」とされ、「名簿情報提供について本人の同意が得られた場合、消防機関、都道府県警察、民生委員、社会福祉協議会、自主防災組織その他の避難支援等の実施に携わる関係者に対し、名簿情報を提供するものとする。」とされております。さらに、災害発生等の場合、特に必要があると認めるときは、本人の同意を得ることなく、名簿情報が提供できるとされています。災害対策基本法等が改正された場合、地域防災計画の修正手続や情報提供に同意をされていない人を含めた「避難行動要支援者名簿」の作成が必要となりますことから、今後、国・県の動向に注視するとともに、名簿の作成と管理方法等について、関係課との調整を行ってまいります。

○安曇養護学校大町地区PTA
 ダイレクトメールについては、障がいの区分の数字だけで判断するのではなく、全員に出してほしいです。

○鳥屋福祉課長
 療育手帳と精神障害者の手帳を持っている全員にダイレクトメールを出す予定です。身体障害者については、出す範囲を検討中です。

質問事項7「卒業後の就労について」

  1. 安曇養護学校を卒業して後の、就労に関して大町市の行政(福祉課)と社協、企業等の連携は現在どうなっているのでしょうか。
  2. 作業所で就労の場合どのくらいの工賃になるのでしょうか。資料に、長野県の工賃の状況が示されていますが、大町市の現状はいかがでしょうか。
質問事項7-1

○鳥屋福祉課長
 本年4月1日から障がい者の一般就労における法定雇用の基準が改正され、民間企業の従業員規模が56人以上から50人以上の事業所に、雇用者の割合が1.8%から2.0%に引き上げられました。長野県全体の実雇用率は、平成24年6月時点で1.83%ですが、その後も大幅な増加は見込めず、事業所側の理解不足に加え、職種や採用条件などが限定されるなど、なかなか当事者の皆様が希望する仕事に結びつかない現状となっています。
今後も事業所への啓発や当事者への情報提供に努めてまいります。
また、大北地域には就労移行支援事業所がないことから、関係機関と話し合い、大北地区の生徒さんの卒業後の就労継続支援B型の利用に当たっては、次のような手順を決めました。
(1)3年生在学中に、サービス等利用計画作成
(2)就労移行支援事業を利用(アセスメントを実施)
(3)就労継続支援B型事業所入所
(4)18歳になってから支給決定する。(18歳未満は児童相談所の意見書が必要)

質問事項7-2

○鳥屋福祉課長
 それぞれの作業所での作業内容、個々の作業能力によって差があります。事業所への調査を行っておりませんので工賃については把握していません。

○牛越市長
 熱心に意見交換していただきありがとうございました。
さまざまな課題に、建設的なご提言やご質問をいただいた。本日は、それぞれの担当課長が出席していますので、今日出されました課題などは解決に向けて必ず対応するようにいたします。
今日参加された皆さんが子どもさんの成長を願い一生懸命取り組んでいることを身に沁みました。みなさんからいただいた意見などをしっかり進めていくので、これからもご支援・ご提言をお願いいたします。本日は誠にありがとうございました。

5.閉会15:04

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