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現在位置:HOMEの中の市長の部屋の中の市長と語ろう!まちづくり懇談会の中の平成22年度から五日町百寿会との行政懇談会(平成22年10月)
更新日: 2010年11月19日

五日町百寿会との行政懇談会

五日町百寿会とのまちづくり行政懇談会の概要です。
日 時 平成22年10月27日 午前10時から午前11時39分
場 所 五日町公民館
懇談した団体等名 五日町百寿会
出席者 五日町百寿会7名
市 側 市 長  牛越徹
秘書係  小澤誠一
記 録  庶務課広聴広報係長 戸谷靖

○市 長
 五日町百寿会のお招きにより、懇談の機会を設けていただきお礼申し上げます。本日は、最初に30分ほどお話をさせていただいた後、意見交換をお願いします。
 この6月に市長選挙があり、選挙戦の中で市がこれから解決していかなければいけない課題を3つあげました。松本糸魚川連絡道路、大町病院の再生、雇用の場・企業の振興、この3つが一番大きな課題です。この課題を乗り越えていくため市民参加と協働の力で色々な課題を解決したい、と話をさせていただきました。

 まず、課題を端的に言うと、松本糸魚川連絡道路、これは高速道路に準ずる規格の道路で、地域にとっては使いやすい地域のためになる道路です。市民の皆さんが気軽に高速交通網を利用できる機能をもつ道路、身近な高速道路などにアクセスできる便利さのある道路です。医療面では、現在大町病院には脳外科がないので、脳溢血や心筋梗塞など高度な緊急手術を要するものは松本の医療圏へ運ぶことになります。今の道路だと松本の中心地まで行くには1時間かかります。高速道路を使えば30分以内で行くことができるので、そういう意味でも医療、命を救う道路でもあります。3つ目には、市内の企業の皆さんが資材の搬入や製品の搬出する際にも必要です。特に企業誘致を進める上においては、高速道路がないと太刀打ちができません。そうした企業活動のための道路です。4つ目は、観光客の皆さんにとっても、大町を訪れて楽しんでいただき、あるいは楽しんだ後帰るとき渋滞に遭うと、また訪れたいという気持ちが失せてしまいます。そうしたことから観光客にとっても大切な道路となります。
市民ための生活道路、命を救う医療のための道路、企業のための道路、観光のための道路、この4つの機能を果たすにはどうしても高速道路的な道路が必要です。

 ご承知のように、当初は波田町地籍に新しいジャンクションをつくり、安曇野の西側を通って大町につなげるという構想でした。新設道路には費用がかかり、地域の皆さんにも多大な影響が出るので、昨年地域から声をあげ分岐点を変更していただいた。豊科インターチェンジの北側に新しい分岐点を設け、そこから堤防道路までの間の大体3キロ半は道路を新設します。そこから大町側には、今ある堤防道路2車線で、安全性を高めながら立体交差化を進め、部分的にはもう1車線増やすなど改良を加えて大町につなげます。
 大町市内のルートは保留になっています。県は大町市民の声を聞きながら、検討の上、ルートを決めていきます。そのルートは、バイパスの4車線のうち、中の2車線を高架道路にして、大きな交差点は立体交差化するという方法が1つ。もう1つは、西側にオリンピック道路として開けた上一の交差点から北へ延び、蓮華大橋を渡り、大原周辺から木崎に結ぶ道路に改良を加えるのが1つの案。さらに3つ目は、上橋を架け替えて、昭和電工北側の4車線の中の2車線を立体交差化にして、大町警察署の東側を農具川に沿って上り木崎につなげるという3つの案が想定されている。これから比較検討しながら、市民の皆さんにとって利便性の高い道路、まちの振興にとっても良い道路を選んでいく。
 どのルートにも難点があります。4車線のバイパスの真ん中を立体交差化し、まちなかに立体交差をつくると北アルプスの景観が遮られたり、沿線にできつつあるお店にも影響が出ます。西へ回るコースだと、大町温泉郷や黒部ダムの入口には近く観光客の皆さんには便利になりますが、西側だけ通過して帰ってしまうので、市街地にはプラスになりません。あるいは長野方面からのアクセスもあまり良くない。そうすると農具川の東を通るルートでは3つのメリットがあります。川のほとりを行くので橋が余りなく、橋のあるところだけ立体交差化にすると、部分的な改良で済みます。それから集落が余りつながっていませんので、集落の皆さんに迷惑をかけることが比較的少なくなります。3つめは、黒部ダムや温泉郷に行くお客さんは、この道路をおりてから必ずまちなかを横切ることになるので、まちなかに足止めする工夫をすれば、まちなかを歩いてもらえるチャンスが増えるということがあります。いずれにしても長所と短所がある中で、どういう方法が良いかを比較検討し、これから2年くらいの間に絞っていければと考えています。このことついては、皆さんからもまたご意見をいただきたいと思います。

 大町にとっては、南からのお客様、あるいは市民の皆さんが南へ行く機会が多いので、長野自動車道から分岐してからの3キロを新しい道路をつくることが先決です。この道路の整備主体は県になり、現在県が調査を行っていて、3年くらいかかると言われています。再来年くらいには調査の結果をもとにコースが具体的に決定し、用地買収に進めばありがたいと思います。平成25年位には着工ができればいいと思って県へ要望をあげているところです。
 また、現在の道路をできるだけ活用することによって影響を少なくしたり、事業費を少なく済ませることにより進捗が早くなります。全体で糸魚川までの間に長野県側分だけで380億円ぐらいの費用が見込まれます。いずれにしても着工することが第一です。
大町から北の木崎湖から青木湖の間は道路の改良が進んでいますが、特に稲尾、海の口から中綱の間は1本しかありません。そこは今の道路改良でよいのか、あるいはもう1本西側なり東側の山の中に開けるのか、それは次の段階での検討になると思います。白馬から北は、新潟県側から小谷の地籍は大分改良が進んでいるので、今の道路を使っていきたいと考えています。高速道路ではないので、無料で走れます。そして、安全性と高速性をある程度確保でき、大きな交差点は立体交差にすると、信号で待つことが少なくなります。

 2番目の課題は、大町病院です。大町病院も一時期は内科の医師が減ってしまい、多い時には20数人もいた先生方が、昨年の段階では18人での運営となりました。特に内科の先生が少ないことで心配しましたが、今年の春、内科だけでも4人の先生に新しく着任をいただき、内科だけでも7人、全体で21人の先生にやっていただいています。地域の医療を守るために医師の確保、それから引き続き経営、特に20年、21年は先生が少なくなってしまった為に患者の入院制限、診療制限でお断りした時期がありましたが、今では受け入れできるようになりました。経営改善の努力もしてまいります。市が開設者でありますので、開設者としての財政面での支援、医師確保などの支援、事業管理者の赤羽先生と一緒になって、県や信州大学医学部など色々なところにも働きかけて、医療体制をしっかり守っていきたい。これはみんなで考えていくことが大事なことで、経営改善するための委員会を新たに病院につくり、病院だけではなく、市長、議会の代表、有識者にも入っていただいて、大町病院をしっかり応援する仕組みをつくります。
 もう1つの仕組みは、市民の皆さんが大町病院を守る会をつくっていただきました。大町病院にこれまで関心の少なかった皆さんも明日はけがしたり病気になったりして患者になる可能性があります。その時に身近に病院があることが何よりも大事です。私達は今日は患者でなくてもいつかは病院のお世話になる患者予備軍です。そのために、病院をしっかり支え応援していこうと、100人ほどの会員が集まって活動していますが、機会があれば病院の意見交換会にも出ていただきたい。おととい大町病院の中で1回目を行いましたが、11月にかけて3回病院の状況について説明する機会を設け、医療の話も併せての意見交換会を行うので、病院のことに関心を持ち出席いただきたい。もし、私も応援したいというのであれば、会員になっていただくことも1つです。年間の会費は、1000円で、特典はありません。みんなで応援することによって、病院の先生方も、大町市は市民の皆さんが応援してくれるので、私達も大町に残ってがんばろうという気持ちになりますので、是非お願いしたいと思います。

 3つ目の課題は、働く場の確保です。皆様方のお子様が学校を卒業して、戻ってくるときに就職しようとしても、長野県内には、大町市内も含め、なかなか自分の専門を活かせる働く場がない。とりあえず、東京であったり名古屋に就職する。しかし、一旦就職してしまうと、会社で役割が重くなり、途中で辞めて帰ってきたくても、なかなか帰れる機会がない。結婚すれば、お嫁さん、家族ができれば、学校の問題など、家族とともに帰れる機会がなかなかできません。そのためにも長野県内にさまざまな産業が栄え、大町にも新しい企業などを含め、事業が展開されることが大事です。そこで、働く場の確保を最優先して取り組んでいます。先週も長野県や大町に縁のある企業を回って、直接社長さんと意見交換をしてきましたが、先程の高速道路がほしいと言われました。大体企業は、工場を建てるときに高速道路から15分以内が目安と言われています。製品を搬出する際は、やはり高速道路の役割は非常に大きいものがあります。昔は、本社の組立工場に大きな倉庫を設けておいて、そこに全国各地からの製品をストックして生産ラインに乗せていましたが、今は倉庫を造ることはしません。高速道路が完備された地方に工場をつくっておきさえすれば、本社の組立工場に製品が必要だというときに、地方の工場から出庫する時間さえ決めれば、決まった時間に工場へ届きます。高速機能が無ければそういうこともかなわない訳ですので、高速道路の沿線に工場を作る傾向があります。そうしたことから、高速道路は産業にとっても非常に大事、企業の立地にとっても大きな要素になり、工場を誘致するときには、高速道路の見通しをきちんとつくり、高速道路という環境を用意することが重要です。
 また、工場をつくることになったとき、働き手があるのかどうか。一旦東京に就職した後、故郷に良い働き先があって移りたいと思っても、すぐには移れません。子どものこと、家族の同意、会社との話し合いなどもあります。労働力は流動性があると昔よく言われましたが、給料が良ければ違う会社へ移る、新しい企業ができて待遇が良ければ移る、働く人が柔軟に動くことを流動性と呼びますが、実際に仕事をしてみると良い条件だからといって、すぐ会社を移るとか親元へ帰ってくることは難しいことが解ります。それには時間をかけて、工場も大きな建物ができても、すぐに人が集まるとは限りませんから、今ある企業が拡大して、そこに5人、10人とどんどんこの地域にも定着させていきたい。また、時間をかけての調整が必要だと思いますが、なんとか今ある企業にも業績を拡大して、工場を拡大する、あるいは新しい工場にも入っていただく中で、当面は広域的に隣の白馬村や松川村、池田町あるいは安曇野市から働きに来てくれる人も数えながら大町の人ももちろん最優先で雇ってもらう、そのような取り組みを進めていきたいと思っております。

 東洋紡の跡地も大きな課題です。市内の一等地にありますので、あの跡地をどのように活用するか、色々な案があります。農業公園にしたら良いのではないかという意見も確かにありました。ただ、あの土地代をどうやって賄うか、農業公園にしても、土地代を払える収入が果たして得られるかという課題があります。農業は冬は動かないですね。きちんとした働き場所であれば、やはり付加価値の高い生産性の高い工業製品を製造する会社が望ましいので、それを1番にしています。
でも、それ以外に大規模店が集中して立地するようなショッピングモールというような案もないわけではありません。ただ、ここに新しくつくった場合に、今まで大町に立地している様々なお店や大規模店が店をたたむようになれば意味がないので、その辺の調整も必要になると思います。いずれにしても色々な可能性の中で、できるだけ安心して働ける場、安心して長期に働ける場を設けていくようにがんばります。先週東京の会社を回ったときに、大町の美しい景色や工業資源である水、空気、勤勉な労働力、こうした地域の資源を活かしていく可能性について、色々な意見交換をしました。絶対無理ということはないので、粘り強く取り組んでいきたいと思います。また、最近になって市内でも少し工場を増設したい、設備を増設したいという声も出てきておりますので、そうした企業もしっかり応援していきたいと思います。
 今、申し上げた松本糸魚川連絡道路、大町病院、雇用の場の確保、この3つが当面の課題であり、粘り強く取り組んでいかなければいけない課題です。平行して、市民の皆さんに市政に関心を持ってもらい、協力していただく、協働、行政がやること、市民と行政が協力し合ってやること、それから市民の皆さん同士が地域の課題については自分達で解決していくこと、いろいろな場面で市民の皆さんにできる範囲からやっていただきたいと思います。

 お手元に資料として協働指針、市民参加と協働のまちづくりの指針をお持ちしました。協働とはどういうことかですが、協働という定義は、法律の定義とか定着した定義というものはありません。ひとそれぞれの解釈が行われていますが、わかりやすく言えば、協働という字を見ると、力という字が3つ重なっています。みんなで力をあわせる。協力とか協働の協は力をあわせること。働くは、実際に色々な活動をすることです。協力し合って活動する。協力し合って汗をかいていく。例えば、戸籍の事務などは行政自らがやらなければいけない法律上の義務があり、そのために市民の皆さんから税金をいただいていますから、行政が自らやらなければいけないこと。逆に、自治会の活動の中で地域で行うこと、力を合わせてできることがあると思いますが、地域の課題は地域で解決するという市民の皆さん独自の活動があります。それから行政と市民が協力し合ってやること、色々な形がありますが、一番大事なことは、できる範囲で身のまわりのできることから始めることが大事だと思います。
 最初に申し上げたように、百寿会の皆さんの活動も皆で親睦を図りながら、みんなで協力し合う、声をかけあうことも協働の一つの形かもしれません。大都市圏では、孤独死も珍しくなく、亡くなって何ヶ月も誰も気付かないこともあります。そうしたことは、ひとり一人の心豊かな暮らしをしていくうえで不幸なことです。そうしたときに、「おばあちゃん、最近散歩もしなくなったようだけど、足が悪くなったかね。」そういう声をかけ合うこと、気持ちを支えあうこと、これも大事な協働だと思いますし、一歩進んで、百寿会で勉強会や視察旅行にいくとか、健康を保つためにウォーキングをやるということも広い意味で協働の1つだと思います。まず、皆でできることからはじめよう、みんなで陶芸教室へ通う、声を掛け合う、これも協働です。それは生きがいづくりやスポーツでもいいと思います。世代によっても、また仕事の関係でもできることから始める、それが結果的に地域社会のためになる、地域社会のために役立つということが協働という活動だと思います。人によって、みんなまちまちです。

 それから、地域ごとの活動のほかに市内を地域横断的に行っている活動もあります。例えば、農具川をきれいにする活動は農具川の沿道に花を植え、大勢の人に楽しんでもらおうという活動がもう10年も続いています。これは、「農具川を美しくする会」、これは市内各地から来て沿岸に住んでいる以外の人がむしろ多いくらいで、アヤメを何万株と植えてきています。農具川を管理しているのは県ですが、大町建設事務所の皆さんが、河川整備を何年にもわたって行ってきております。そのような公共事業としての河川整備に合わせて、沿岸をきれいにする活動がようやくここに来て実り、環境省からも表彰を受けましたが、このような活動も協働の活動の1つです。
 他にもぐるったネットワークという団体があります。、大町温泉郷周辺のわっぱらんど、昔はヌルメと呼んでいた農業用水を流すときに少し温めて流そうという施設で、そこは水に親しむことのできる施設でしたので、子どもたちや観光客にも遊んでもらおうとわっぱらんどの会が、ヌルメを観光施設として使えるようにしました。あるいは、大出に「ホタルを復活させる会」があり源氏ボタルを復活させる活動など、様々な活動をする皆さんが単体でしていた活動を連携させようと10程の活動団体の皆さんで大きなグループをつくっていただきました。そして、大町温泉郷周辺だけではなくて、大町全体の活動をしている皆さんとも連携をはかりながらもっと大きな地域活動をしていこうという動きも出てきています。地域を越えて活動する八坂地区や美麻地区などについてもさまざまな協働の活動が始まっています。この4月に市民活動サポートセンターという組織を開設して、自治会の皆さんの地域活動や地域を越えて活動する皆さんを応援する仕組みを作りました。これからも市民参加と協働のまちづくりを進めていきます。

 もう1つはケーブルテレビです。現在、アルプスケーブルビジョンが民間のテレビ会社として地域情報を含め放送をしておりますが、来年の7月に電波がアナログ放送からデジタル放送へ変わる時期に多額の設備投資が必要となりました。アルプスケーブルビジョンでは地デジへの移行を断念して、業務を終了することになってまいりました。今後は、市が代わって、光ファイバーを市内全域に配備してさまざまな光ファイバーを活用した事業を行います。その1つとして、市営のケーブルテレビを始めます。これは、BS放送もあわせて、市が提供するようになります。その他にも自主放送を市内全域に広げ、身近な情報を放送することになります。その準備を今進めており、12月27日までに申し込んでいただくと、幹線ケーブルは市が全部敷設し、さらに幹線ケーブルから家の外壁までの工事を全部市の負担でできることになります。これは、国の交付金を使って行いますが、引込線の負担金は不要という有利な取り扱いが可能になります。アンテナを付ければ、どなたでもデジタル放送は見ることはできますが、アンテナを付けている皆さんでもケーブルテレビに切り替えると、市の身近な地域放送も見ることができますし、メンテナンスも容易になると思うので、是非ご検討をいただきたいと思います。

 今、美麻八坂地区では、800戸の皆さんが全戸加入しています。大町市内では、アルプスケーブルビジョンに加入されている方は、大体1800戸と言われています。そのうちの相当数の方に加入していただきたいと思いますし、今まで入っていない方にも入っていただければありがたいと思います。それから、これから新たに市の幹線ケーブルが敷かれれば、加入しようと思えば加入できる環境になりますので、そうした方にも呼びかけてまいります。
 月々1,600円の加入料金で地上波が6つ、BS放送で10チャンネル、その他でコミュニティチャンネルとして、身近な出来事についても取材して、放送することができます。それから市議会なども可能になりますので、そうした取り組みを考えています。
 もちろん、NHKの受信料やBSの受信料は必要になります。ただ、ケーブルテレビへの加入によって、大口で申し込むとNHK受信料が少し割引になる制度があります。解説は、パンフレットの後のほうに書いてあります。このほかに、更に1000円追加していただくと、多チャンネルのサービスとして16チャンネル見ることができます。

 テレビ放送のほかに光ファイバーを構築すると、さまざまな活用が可能になります。例えば、高齢者の1人暮らしの方の安否確認という双方向の機能を利用した様々な行政サービスを個々の家庭に行うということも可能になります。今後どのようなサービスをするかは検討しますが、行政と家庭を結ぶ機能を通じて、色々なサービスが可能になります。そうしたことから市内全域に光ファイバーの工事を発注しますが、ようやく業者が決まりました。11月の臨時議会で工事の契約について、議会の承認をいただき着工することになります。来年の3月までに光ファイバーを張り巡らして、サービスを来年の4月からはきちんと始めます。是非ご検討をいただきたいと思います。市政が当面している様々な課題について、お話を申し上げました。今、申し上げた内容や日頃皆さんが考えているいろいろな話題について、意見交換をさせていただきたいと思います。

○百寿会)いつも市長の話は大きな会議で遠くの方からお聞きしていますが、今回ご好意により間近で話が聞ける機会を持つことができ感謝しています。

○市長)私は3人でも5人でも、意見交換の機会を設けていただければ伺います。市政について、ご意見を聞くことは非常に大事なことです。行政というのは、今まで自己完結的に、予算が用意できれば、色々な課題を自分自身の力で解決できることが多くありました。しかし、これからは財政の力だけでは解決できません。市民の皆さんのご要望も多岐にわたり、解決していくためには、意見交換が何よりも大事だと思います。

○百寿会)道路をつくるのに何年もかかることは分かりますが、松本糸魚川道路の話がはじまったのはずっと前です。一体何年かかってやっているのかと思います。そんなことでは、他の地域にますます遅れます。実行しようと思えば、財政面などの問題もありますが、このような懇談会をこまめにやって、市長だけが駆け回るのではなく、いろいろな課をうまく使って欲しいと思います。大町の行政が遅れている原因は、市民が関心を持っていないことだと思います。行政がやればいい、役員がやればいいと思っていると思います。ここに孫が書いてきたものがありますので、読んでください。大町全体を見たときに、行政任せで意識が薄いと思います。市長はやっていると思いますが、広がりがありません。様々な助成金をもらう団体もありますが、その人達だけがやっていて広がっていかない。意識教育をもっと市民に行うべきだと思います。何年もかかることはいいですが、私達は何年もかかると死んでしまうので、もう少し早くしてもらいたい。
 それと、東洋紡の跡地に福祉センターをと運動をしましたが、実現できなかった。建設の際には波田町へ見学に行き、広い土地を町民が提供してくれて、そこに総合福祉センターをつくりました。それが10年前です。大町にも欲しいということで活動を始めました。その時に、真先に頭に浮かんだのが東洋紡跡地です。一番駅に近いし好条件と思って交渉しましたが、うまくいきませんでした。

 それから地域活性化という点で、市街地になりましたが、今使ってみればお風呂はいいけど、他に比べて狭いと思います。地域活性化のメリットを受ける人もいると思うが、お風呂に行く人くらいで、まちの活性化につながる活動を伴わないといけないことを感じています。協働のまちづくりも今になって盛んにやっています。大町の病院のことにしても同様です。ちょっと遅いと思います。市長のやっていることは確かに良いことです。でも、そのやっている事を時期に実を結んで、本当に良かったと実感として味わって欲しい。腰原前市長が現役のときは本当に応援をしました。でも、副知事になり出てしまいました。その後を牛越さんがやるとなると、新しい課題を次の人が受け継ぎまた時間がかかります。もっと継続性ということを大事にしてほしい。スピードと信頼性を市長と職員に望みたいと思います。
 それともう1つ、市民ふれあい広場、11月5日にありましたが、私毎年参加しています。市民の皆さんは来てくれますが、議員の関心が低い。こういうところへ議員が参加して、良く見ておく必要があると思います。セレモニーも市長の話や表彰がありますが、人が少なくかわいそうです。時間的に9時では早いので、表彰する時間をもう少し皆さんが出てきやすいお昼の時間帯にすれば良いと感じます。来れる人だけが来れば良いということではいけないと思います。やはり、ふれあい広場ですから、あの人が表彰されるから行ってみようという意識の植え付けが大町に必要だと思います。

○市長)議員さんが来る来ないは、2の次の話で、市民の皆さんが来てくれることが第一です。いくつか話がありましたので、1つずつ意見交換をさせていただきます。ふれあい広場の話で、例えば、開会式をスタートにやらなければいけないときに、開会式の中では、式典ですから表彰式をやります。確かに今年のように雨が降ればテントの中でやることとなり、大勢の皆さんが見ている前ではできませんでした。毎年私も出席しておりますが、始まるときは大勢いません。日が昇り暖かくなってから大勢出てきます。そうかといって、開会式を途中に入れるわけにもいかないので、難しい課題です。

○百寿会)根本的な解決は難しいにしても、このような意見があるということを汲んで理想に近づけることはできると思います。

○市長)1時間繰り上げると、ふれあい広場全体の時間が短くなってしまいます。10時に開設すると、それだけ時間が短くなります。秋口なので夕方がどうしても短くなりますが、その辺は工夫してみます。確かに表彰は大勢の人の前で、栄誉を受けることが大事ですので、もう少し大勢の人に参加いただける時間帯、仕組みを考えたいと思います。
ふれあい広場もそうですが、市民の皆さんがいろいろな市の行事や地域の行事に関心を持って、参加していただくことが大事です。

○百寿会)大町病院でも、血圧や健診などいろいろやっていましたが、一部のところだけに来場者が集中したので、ふれあい広場を実感できるようなイベントにしてほしい。

○市長)そうしなければいけません。今年大勢の皆さんが集まったのは、大町病院のブースです。昨年までは、大町病院もブースを出していたんですが、来年以降大町病院でも独自に病院祭のような催しを行うために、健康相談だけでなくいろいろな内容をということで、大勢の病院の皆さん、医師の先生方も5人出席いただきミニ講演会もやりました。市民の皆さんに関心を持っていただく内容にしていくことも大事です。

○百寿会)バザーやフリーマーケットがなくなってしまいました。バザーやフリーマーケットで、安く買いたいと思う方もいるはずです。

○市長)フリーマーケットはしばらく行っていません。フリーマーケットは販売ですから、主たるふれあいの活動は、さまざまな活動をしている団体や機関の皆さんが市民と触れ合う、あるいはそこに参加した市民や団体の皆さん同士が交流する場です。ただ、フリーマーケットがあれば、確かに集まりやすい要素にはなります。

○百寿会)松糸道路もできないではなく、それに近づける努力をお願いしたい。

○市長)松糸道路ですが、時間がかかっている背景にはいろいろあります。事業主体が県なので、県がどのように進めるかは地域での盛り上がりが必要となります。期成同盟会会長を努めていますが、残念ながら田中元県知事は高規格道路などの公共事業に反対していて、任期中6年間は進まなかったことが大きな背景になっています。村井知事になった4年間で、地域に必要な道路はつくろうとなり、いろいろな調査・調整を始め、ようやく起点の問題が解決でき具体的な計画づくりのための調査がスタートしています。ただ6年間の間に国も財政危機により、公共事業に投入する予算が削られたため、仮にスタートしても、時間がかかると思います。そうした時代の大きな流れに翻弄されているところはありますが、市も一生懸命取り組まなくてはいけません。来週、県にもこの地域高規格道路を進めていただくように知事に要望を出しますし、国にも民主党や国土交通省にも陳情します。毎年地域の切なる願いということで要望をあげています。

○百寿会)総合福祉センターはもっと大きなものをつくってほしかったと思う。今は手狭になってはいないか。

○市長)2つありまして、福祉センター自体はその後、障がい者のいろいろな教室などを開設するようになっており、決して広くはありません。逆に温泉施設のほうは、利用者の数からすると適切な大きさです。現在、ご家庭に入浴施設のないところはありませんので、規模は良いのですが使い勝手が課題になっています。福祉センターとしての施設の大きさは、同種の他の市町村施設と比べて決して狭くはありません。逆に、社協などの活動が活発なものですから、大勢の人たちに利用していただいて手狭な感じがします。例えば、波田町のように合併前は、波田病院と福祉施設、あるいは町の公共施設が1箇所に集中して整備してありますので、いろいろな使い回しが可能です。そのようにするべきか、市役所や病院施設などが別々の場所にあって、公平に均等に使っていくことが良いのか。公共施設を1箇所にまとめるメリットとその逆のデメリットの両方があります。大町の場合は、均衡ある発展ということで、市役所を西側に、空洞化してしまった市街地を活性化するために福祉施設を中心市街地に配置したという経過があります。
 福祉センターを東洋紡跡地につくったほうがよかったかどうかは結果論ですのでわかりませんが、現在の地点に福祉センターが立地することによってまちなかに人が集まりやすいのは事実です。

○百寿会)私も何回も利用させていただいていますが、施設そのものは適切な大きさだと思います。利用するときにちょっと抵抗を感じるのは、入口に事務所がありますので、事務所の前を通るときに、昼間から風呂に入りに来ていると思われはしないかと感じてしまいます。入り口を工夫していただけないかと思います。

○市長)建物の構造を今から大規模に変えることは難しいですが、私も2階で会議があるときに事務所の前を通ります。事務所の皆さんも管理上の責任がありますので、どういう人が来ているかは見ていると思います。その時に、利用者の皆さんが圧迫感を感じるのであれば、逆に事務所の皆さんがようこそ来てくださいましたというサービス精神、言葉に出さなくても、そういう気持ちで利用者の皆さんと接するとまた雰囲気が変わるかもしれません。

○百寿会)利用者も悪い面はあります。明確な管理者がいないことをいいことに、チケットを買う素振りをして、ただで入る人がいるようです。私も1回見せてくれと言われたことがありました。専任の人を配置して、確認することは費用の問題もあってできないと思いますが、もう少し上手にやれないかと思います。

○市長)施設を管理する皆さんと利用する市民の皆さんがお互いに気持ちよく使いあうことが、公共施設を大切に便利に使うことにつながりますので、社協の皆さんと意見交換する機会を持ちたいと思います。

○市長)先程いただいたメモの中に、大切なことが書いてありました。大町市は、自治会組織への加入が他の市町村と比べて低いのではないか、という指摘がありました。これは違うと思います。大町市は自治会への加入率が84%程度あり、県下の19市の中では高いほうです。そういう意味では自治会活動に関心がないということではないと思います。ただ、自治会員ではあるけれども、積極的に地域活動に参加しているかということになると、まだ課題があります。他市と比べたことはありませんが、私は長野市に長くおりましたが、自治会加入率は100%に近いです。ところが、長野市の場合は理由があります。例えば、ごみ処理施設が遠いところにあり、私のところからも30分ほどかかりました。大町市の場合は、収集ステーションにごみを出さない人でも、身近にごみを処理施設に搬入できますが、長野市の場合はそういうわけにはいきません。となるとどうしても自治会管理の収集ステーションにごみを出すことになり、そのためには自治会に入る必要があり、結果として加入率が100%近くになっても、ごみステーションにごみを出すためだけに加入する傾向があります。そうしたことを考えると、地域活動などをやっても大町市よりも参加率が低いことが考えられますし、見た目の加入率の高低もありますけれども、自治会の皆さんが自分達で地域の活動を支えるという参加のあり方が大事になっていくのではないでしょうか。
 協働のまちづくりもこの間市民アンケートの結果が出ましたが、設問の仕方もあったと思いますが、協働のまちづくりの考え方が浸透していると思いますか、という設問に、「はい」という回答は20%台でした。必要性を感じているかと聞くと必要と考える方は多いと思います。実際には進んでいるかといえば、まだ活動に参加されている皆さんは少ないと思うので、低いと思います。これからなお粘り強くやっていきます。
先ほど言っていただいたように、継続性、粘り強く続ける。来年すぐに実現するということはなかなかいきません。行政としても一生懸命粘り強く取り組みますし、市民の皆さんにも粘り強くお話をし、徐々にご理解をしていただけたらありがたいと思います。
他にも公民館活動を大町市内でももう少し、がんばって活動すべきではないかということも書いていただいてあります。自治会長に大変なご苦労をいただいているので、税金を安くしてあげたらどうかという提言もいただいております。なかなか制度上難しい部分もあります。

○百寿会)東京にいたので、帰ってきて五日町の行事などに、出てみると痛切に感じたようです。本当は出席して市長さんと直接話したかったようですが、仕事だったので夕べ書いていました。

○市長)若い人こそ声を出していかなければいけないと思います。若い人が一番社会に貢献をしていただいていますが、比較的行政に対して関心が低いことがあります。何を言ってもなかなか通らないというあきらめもあるかもしれませんが、市長への手紙などをいただくと、必ず私が読んで担当課で原案をつくっていただいた回答案を私自身が必ず読んで修正し、返答させていただいております。そうしたことを通じながら、若い皆さんの声をお聞きしていきたいと思います。

○百寿会)議会も自主放送で一般質問などは聞くことができますが、最近は知らない議員も多くなっているので、出掛けて行って議員さんがどういうことを質問するかということも継続していかないといけないということを思います。

○市長)是非お願いします。というのは執行者の市役所の活動にも関心を持っていただきたいですし、それをチェックしている議会の皆さんの活動にも関心をもっていただきたい。そうすると、議員の皆さんにも張り合いが出てきます。

○百寿会)私の前の道には17軒ありますが、今は6軒しかなくて全部空き家になっています。冬になり、あきば小路の雪をかくのは私の家しかありません。息子も6時半に松本へ出てしまうし、中学生も部活動で朝練習へ行ってしまうと、結局、私が雪かきをするようになります。80才になったら雪かきができないので、市で除雪していただけないでしょうか。
公民館前の道は市で除雪してくれますが、あきば小路はしてくれません。

○市長)まず、そこは市道になっていますか。市道になっているとすれば、市の責任で除雪をすることになります。除雪の問題でいえば、市道であれば市が優先順位をつけて除雪をします。

○百寿会)一度、市にお願いに行ったら、小さい機械でなければ入らないので、できないと言われました。

○市長)これから、シーズンになりますが、通勤と通学、幹線道路は朝一番に除雪しなければいけないところから、順番に行います。普段人の通らない道路はどうしても後回しになります。機械が入らないところ、歩道なんかも幅が限られていますので、機械が入ることが難しいところは確かに除雪できないところがあります。どうしたらよいと思いますか。

○百寿会)日の出町へ抜けるきねや通りのところが狭くて、ネックになっています。

○市長)狭い道路のために除雪機をもってくることは可能ですが、除雪経路は道路を回れるように設定しますので、大きな道路をかいていくときは大きな除雪車で回るという課題があるのではないかと思います。良い知恵はありませんか。皆で助けあうのが今までのやり方だったと思います。
 私の生まれ育った松崎では、除雪車は来ませんでした。朝「言い継ぎ」といって、前の日に雪が降りそうなとき、家から家へ除雪に出てくださいと言い継いで、皆で除雪に出て、子供達の通学路を何百メートルもかきました。今は高齢化も進んでいますし、住む人も少なくなれば、大きな課題になります。
自治会で除雪機を買って、とりあえず歩く部分を確保するというのが1つでしょうか。市に良い知恵があるかどうか、持ち帰り検討してみます。

○百寿会)除雪する時は、業者が大きな機械で行いますが、小さな重機で行う業者への委託はありませんか。

○市長)小さな除雪機はありますが、路線ごとに除雪するので、大きな重機が動く路線と小さな重機が動く路線というのはうまく接続しません。あきば小路のためだけに用意するのは現実に難しいと思います。

○百寿会)大きい重機でも通れます。以前住んでいた方が、建設会社にいたので大きい重機で1回だけ除雪してもらったことがあります。

○市長)住む人が少なくなると、除雪する必要がなくなります。というのは市道でも、家が1〜2軒しかないところは除雪できないところもあります。そういうことも含めて、総合的に検討しなければいけないので、持ち帰り検討をさせていただき、後日会長さんを通じてお答えするようにします。

○百寿会)今、空き家対策をやっていますが、空き家をお祭りの際に開放したら、個人の家を借りずに休んでもらうことができると以前から思っていますが、地主の関係があってできないと聞いています。住んでいた人は、毎日管理するため掃除に来ているので、市で買い上げてくれるといいのですが。

○市長)行政が市民の皆さんの使わなくなった資産を買い取ることは不可能です。大町市内だけでも多分何十軒とあります。有効活用できる方法があれば一番いいと思いますが、どんな活用が考えられますか。

○百寿会)町内のあるところは、1人の方が所有していますが荒廃してきていて、一番の心配は火事になったときと、隣の土蔵が倒れてきています。市である程度の費用をかけて、片付けをするくらいはしてもいいと思います。

○市長)日本の法律で個人の財産所有権は、一番強く保護されています。日本の民法で土地の所有権というのは、行政との関係でも人と人の間でも一番大事にされる権利ですので、使われていない建物だから他の人が優先的に使うということはできません。やはり、土地や建物の所有者の権利ですから、その意味では行政では手が出せない部分です。ただ、土蔵がつぶれかけているというときは、周辺にいる方々の危険という問題にもつながりますし、火事の心配もあるということであれば、適正に管理していただくよう指導しなければいけません。もちろん費用がかかれば、所有者の判断になります。費用をかけて直しなさいということはできませんが、市では少なくとも危険でないように所有者の方にお願いしていくことはできるので、お知らせいただければ具体的に対応します。

○百寿会)たまたま、うまくつぶれたので良かったが、現状はそのままになっています。家主はこちらにいないが、親戚の人はいるようです。連絡がつかないので、町としても市が間に入ってくれれば良いと思います。

○市長)まず、ご近所の方が影響を受けているとすれば、その親戚の方にお願いしてみたらどうでしょう。

○百寿会)お願いしましたが、断られました。費用がかかるので、個人では手が付けられないと思います。

○百寿会)昔は、水路に多くの水がきていたましたが、塩の道博物館ができたときに、水が少なくなってしまった。

○市長)下水道に入ると、元々生活雑排水など汚れた水は流れなくなるので、水量が減っても困らないと思いますが、やはり未加入者の生活廃水が残りますから、ごみが増えたのが原因ですか。

○百寿会)ごみは減りましたが水が流れないと問題があります。水を分けるために10年程前に石を入れました。真ん中は少し流れるようになりましたが、表の用水には余り来ません。

○市長)地元で調整してもらうのが一番良いと思います。地元で水を流すように調整しても足りませんか。

○百寿会)どうして変わったのか分かりませんが、塩の道博物館から仁科町方面に大分水が行っていると思います。

○市長)調整する役割の方がいれば、隣接の町の皆さんと相談することによって、別に行政が行司役をしなくても解決することができると思います。農業水利の場合は、関係者が皆で協力して調整しています。

○百寿会)隣町との調整は何もないと思います。責任の所在もわかりません。

○市長)自治会の皆さんと相談してみてはどうですか。水のことについて知っている人がいれば、解決の手がかりになるかもしれません。水の問題は、百寿会の課題ではないと思うので、まずは自治会に相談を上げてみてください。

○百寿会)本当は、廃屋の問題も自治会の課題です。

○市長)そのことも、自治会にあげてください。私も持ち帰り、行政として対応策があるか検討してみます。

○百寿会)審議会委員などは、公募の人や各団体から選出されますが、女団連として環境審議会などに出席したことがある。職員から審議会の書類を渡されるが、その場で審議するから見てくださいと言われても、専門家ではないので用語の意味もわからず困りました。少なくとも3日くらい前に書類をもらえれば読んできますが、その場でと言われても分からないと言ったことがあります。

○市長)今は随分改善されています。資料は必ず事前に委員に配布し、ご覧いただいてから行うことにしています。

○百寿会)施設の建設などについても、青写真ができる前に審議会などに諮っていただきたいと思いましたが、今は改善されていますか。

○市長)審議会に諮る際にも、計画が煮詰まってから意見を聞くのではなくて、計画が煮詰まる前の段階から意見を聞くという仕組みが大事です。課題によりけりですが、できるだけそのようにしていきたいと思います。

○百寿会)審議会では、手当をいただきました。会議では意識のある人は発言しますが、発言もせずに2時間ばかり座っている人にも報酬が出ることにびっくりしました。わずかな金額ですが、財政に負担をかけていると思います。今もありますか。

○市長)それは、今でもあります。市では、様々な審議会や委員会を組織して、市民の皆さんに参画いただいています。条例によって位置づけられたもの、そうでないものいろいろありますが、条例で位置付けられたものは必ず報酬を用意します。わずかな金額ですが、大町市だけではなく全国の市町村で行われています。設けている理由は、会議に参加するため仕事を休んできていただく方も中にはいます。そのような方には、本来それを補償するという考え方があって、謝金であったり、報酬であったり金額は多くないですが、必ず支払うことになります。
 出席はしても議論に参加しない方がいて、委員としての役割を果たしているかという問題はあるかもしれません。報酬をもらうことがいけないのではなく、議論にしっかり参加して役割を果たしていただく、審議会という活動を活発にすることが大事です。今、公募の委員の枠を少しづつ増やしています。ほとんどの委員会に自分で立候補していただいた市民の皆さんに参画いただくようになってきています。しかしながら、分野ごとの声を代表するために、例えば女性団体連絡協議会の代表にも入っていただいております。そうした各種団体の代表の皆さんにも加わっていただきますが、それは必ずしも会長さんということではなく、委員会の分野によって、団体の中から適任者を選んでいただくことが大事です。団体の中でその分野に明るい方を出していただく工夫をしていただけたらありがたい。

○百寿会)五日町も若い年代の方たちが自治会活動を行っていく機運も見られますので、私達としては心強く思います。今回の会議が自治会やまち全体の刺激になり、若い人達にがんばっていただくことを期待しています。市長さんからもよろしく応援をいただきたいと思います。本日は、ありがとうございました。

○市長)協働のまちづくりは、地域の皆さんがみんなで一生懸命自分のできるところから、身の回りのことからやろうという気持ちが大事です。もっと大きくは市政に対しても関心を持っていただき、厳しい叱咤激励もいただかなければいけないと思います。その意味で、これからも皆様方、是非市政に対し厳しい意見も含め、お寄せいただきたいと思います。
私も激励をいただきましたように、粘り強く、そして一人でがんばるのではなく、市の組織全体でもがんばれるような組織づくりを進めていきます。これからもご支援をいただきたいと思います。本日は誠にありがとうございました。
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