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現在位置:HOMEの中の市長の部屋の中の市長と語ろう!まちづくり懇談会の中の平成22年度から麻倉プロジェクト推進の会との行政懇談会(平成22年10月)
更新日: 2010年11月1日

麻倉プロジェクト推進の会との行政懇談会

麻倉プロジェクト推進の会とのまちづくり行政懇談会の概要です。
日 時 平成22年10月5日 午前9時から午前10時7分
場 所 大町市役所 市長応接室
懇談した団体等名 麻倉プロジェクト推進の会
出席者 麻倉プロジェクト推進の会5名
市 側 市長 牛越徹
商工労政課長 小林敏文
庶務課市民活動支援係長 市河千春
記録 庶務課広聴広報係長 戸谷靖

○市長あいさつ
 麻倉プロジェクトにお取り組みをいただき、既に活動をはじめておりますみなさんと意見交換の機会を持つことができ、お礼を申し上げます。市内で活動しているさまざまな団体の皆さんとざっくばらんに意見交換し、それを市政に反映させ、また市として協働の考え方のもとで、みなさんの活動を応援できるような意見交換ができればありがたいと思います。

○麻倉プロジェクトからの説明
 活動を始めて1年以上経過しますが、県の元気づくり支援金をいただきながら活動を充実させています。この春にメンドシーノに2度目の訪問ができ、評判も上々で、ますます活動や交流を深めていこうと評価する仲間が増えています。夏前に麻倉を使って、おそうじワークショップを実施し、若い人達を中心に30名余りの参加がありました。麻倉を活用しようという大きな意欲の高まりにつながり、大勢の方の参加意欲にもつながりました。これは一番大きな成果でしたし、これからの活動を続ける大きな手がかりになると感じました。そのような中で、本日は麻倉を有効に使っていくための相談をさせていただければと思います。
 11月中旬から12月中旬にかけて、まちなかギャラリーとまちなかクラフトワークショップを計画しています。私たちのミーティングの中でも、来年またメンドシーノの人たちに来てもらい展覧会を行うので、それに向けて麻倉を積極的に使っていきたいという意見が出ています。具体的に何が必要で、どのようなプランニングが必要かを含め市へ相談をし、支援いただけることがあればお願いしたいと思います。
 具体的に、麻倉をどのように使うかについては、一番の目的はクラフトというものづくりを中心に、そこで一般の人たちがものづくりに触れたり、作品にふれたりできるアートセンター的なものを考えています。我々が特意とするつくるということを通して、子どもたちや地域に対して芸術やクラフトを普及させ、情報発信する拠点を麻倉に見い出していきたい。長野県の元気づくり支援金を申請するにあたって、麻倉の構造的な問題や修繕費用など課題が出てきています。今日は私たちの基本的な改善計画案を見ていただき、ご意見をいただきたい。

(資料説明)
麻倉の1番の問題点は構造補強です。2階の桁張の部分がアリにやられて、応急的な処置を施していますが、修繕が必要な状況です。
2番目は、南側の建具は外との密閉がとれない状況なので、全て取り替えなければいけない状況です。
3番目は入口付近にあった下屋が古く取り払ってしまったので、冬のことを考えるとフード的なものが必要になります。
4番目は、階段が急でお年寄りの人たちが上がるには困難なので、付け替えが必要となります。
5番目は、下水道工事です。今の状況では、水道もない、下水道も入っていないという状況ですので、ワークショップ施設として使用していくには必須となります。
6番目は、ギャラリー機能やワークショップスペースとしての照明整備や電源の問題です。
7番目は、外周工事で、駐車場スペースの整備ということも含め、屋外でいろいろな企画ができるよう整備をしたい。
8番目は、外の岩壁の漆喰の剥げ落ちについても補修が必要ですが、これはプロの意見を聴いて、講師を招きながら、みんなで補修を考えています。
9番目は、将来的なことですが、蔵の東側に2間半くらいのスペースがあり、今は閉じられているところをカフェスペースにと考えています。カフェは、ユニークなやり方でやろうということで、シェア方式での実施を考えています。
10番目は、冬場の暖房です。暖房工事と建具改修工事は、セットで行う必要があります。
7番と8番に関しては、ワークショップ、これは広く市民を巻き込んで皆さんと一緒に講師を招いてやっていこうという発想の元に、電気工事だとか、アプローチのレンガ張りとか、外壁の補修工事とかも小さな子どもたちができる範囲でお母さんたちと一緒に塗ったりとかいうイメージを描きながら、麻倉をみんなの手で作り上げることで行いたいと考えています。
自分たちの第1目標としては、来年のメンドシーノ交流という芸術展があるので、その時に是非麻倉を使いたいという目標、時期的な目標としては来年の2011年6月に麻倉メンドシーノアート&クラフトショー、街なかギャラリーの開催を計画しているので、ここに向けて整備していきたいと考えています。

○市長
 第1期、第2期それぞれ優先順にやっていく中で、ハードの部分についても計画を作っていただきました。建物の使用権というのは、ずっと半恒久的に活動の拠点としてやっていくということになると、きちんと貸借契約を結ぶ必要があります。そうした基本的なことを所有者と詰める必要があります。その上で、スケジュールに従って整備する。1つは、説明されたように、来年6月中旬から始まる麻倉メンドシーノアート&クラフトショー、まちなかギャラリーに間に合わせるために第1期分の仕事をどうやるか。仕事を進める段取りと財源の確保が大切ですが、ここまででどのくらいの経費がかかるか試算していますか。

○麻倉プロジェクト
 大まかな数字では1300万円くらいの予算を見込みました。ただ補強はどの程度の工事をするかで金額が全く異なります。工事手法が非常に問題となります。

○市長
 耐震性の診断は行ってみましたか。信州大学の建築学科の皆さんに相談してみたらいかがでしょうか。鉄骨を入れなければだめなのか、継ぎ手だけしっかり補強すれば良いのか。材がしっかりして残っていれば、例えば筋間入れるとか、接合部分を補強するとかという方法で、解決できる場合もありますし、材が朽ちていて構造的な補強が必要となると、その点も考慮しなければなりません。

○麻倉プロジェクト
 耐震診断までは行っていません。例えば、鉄骨で2階を補強するほうが、木部を全部取り替えるという補強よりも相当安く上がるのではないかと考えています。

○市長
 工事内容によって、経費も手法も変わります。来年度事業で、しかもここまで経費を入れるとすれば、市単独の措置は難しい。やるとすれば、きらり輝く協働のまちづくり支援金という制度があります。これはハード事業にも使えますが、助成の規模が大きくないので、一番良いのは県の元気づくり支援金です。これはハード事業は500万円まで助成できますので、これを活用したらどうですか。もっと大きいものは、総務省外郭団体の地域活性化センターの補助金という制度があります。ただ、宝くじの財源を使う助成制度は、事業仕分けで見直しの対象になっていて、今後どうなるか不透明です。

○麻倉プロジェクト
 教えていただきたいのですが、市の空き店舗活用対策事業の中に最大限度額500万円という、空き店舗をギャラリーや多目的ホール等に使う改装費用の補助金は使えないでしょうか。

○商工労政課長
 家主との関係がありますので、賃借契約などいくつかクリアしなければいけない問題があります。可能かどうか検討いたします。

○市長
 使用権というのは、明確になっていなければいけません。簡単にいえば、賃貸借契約をきちんと結んでいただくということ、空き店舗にあたるかどうかということが問題となります。もともと市の補助制度は、店舗として使っていた実績があり、それが様々な事情があって閉められていて、それを違う方が活用して、営業するようになった場合を想定しています。解釈の範囲を再確認しますが、対象範囲を行政が勝手に決めることは許されませんので考え方を整理し、じゅうぶん研究します。
 県の元気づくり支援金に申請して来年度事業で行うことが、一番早いと思います。

○庶務課市民活動支援係長
 県の元気づくり支援金は5月20日頃が交付決定時期になりますので、6月の目標に向かってのスケジュールということなら、少し厳しい気がします。

○麻倉プロジェクト
 私たちが計画しているのは、今年だけとか来年だけとかではなく、今後ずっと続くものであるし、日本各地世界各地からどんどん広がっていくものと思います。

○市長
 すごくいいことだと思います。良いことはどんどんやってくださいというのが行政です。ただし、立ち上がりがうまくいかない場合は、行政がお手伝いをします。その時に、未来永劫続く活動を行政が助成していくことはなじまないので、立ち上がりとか一過性のハード事業とか、そういうところに重点的に応援するという仕組みになります。市単独の補助金は、商店街活性化の空き店舗、助成できるとすれば、年度内に手をつけることができれば不可能ではないと思います。
 2つ目は、例えば第2期以降の工事は県の元気づくり支援金の平成23年度の事業に組み込むとか、そんなようにしていけば良いと思います。ただ、一括にできるかどうかですね。蔵の中は1つの助成、周辺整備は別と明確に区分できるところは別の事業とすることも検討していただきたい。

○庶務課市民活動支援係長
 事業費的にも全部をまとめてやるということは不可能だと思います。色々な補助金を入れて、切り分けることが良いと思います。

○麻倉プロジェクト
 我々も一遍に全部ということよりも、長い時間をかけて構築させていくという考え方をしたほうが、市民に対してもなじみやすいという考えはあります。

○市長
 例えば、最終年度の3年目にカフェをやるとか、カフェも営業施設になると、営業収益で賄いなさいということになるので、公益的な機能をもたせないといけないですね。
 いろいろ手法を研究し、切り分けながら、それぞれのエリアを整備していくことを考えてください。一番は、まずこの建物は使って大丈夫かということですね。大勢の人が集まる施設としてミュージアムであったり、あるいはカフェであったりするには、耐震診断であったり耐震補強をする必要があるかどうか。それをまず確かめる必要があります。その後、プランニングを段階的に進める計画をしていただければと思います。

○麻倉プロジェクト
 大町市で、耐震に対する調査等で、利用できるものはありますか。

○市長
 無料でできる耐震診断があります。使用貸借契約を結んだとして、今まで実際に使っていなかったもので、新たに使うことになったものに対して耐震診断を導入できるかどうか。耐震診断までは無料でできますので、市の補助金でできます。
6月のメンドシーノ交流の企画、ハード整備の部分と使用に耐えうるところまでの前提を確保していただきたいと思います。企画については皆さんの一番お得意な分野ですので、力を入れていただきたい。

○麻倉プロジェクト
 メンドシーノにも麻倉の情報をどんどん送っているので、向こうの人たちも期待しています。

○市長
 私の希望は、これを新しい拠点にして去年作り上げた市内のネットワーク、例えば塩の道を一部展覧会場にするなど、街中に広がりをもたせたほうが人が集まり街を散策するようになると思います。

○麻倉プロジェクト
 大町の芸術とか文化の新しい拠点として、育てていきたいと思います。ワークショップとして、インフラの整備が弱いと思うので、子どもの感性を育てるとか、大人の感性も育てていかないと良い地域にはなっていかない。そういう意味でも、今まで拠点がありませんでした。

○市長
 長野オリンピックの仕事でノルウェーに何回か行きましたが、デザイン性が優れていると思いました。ノルウェーはヨーロッパでもまだ後発で、中央部であるドイツ、フランスあるいはイギリスは、さらに洗練されていて文化として継承されています。一人一人そこに住んでいる皆さんのデザイン感性が定着しています。私たちは美しさとか見た目とかは二の次でしか考えていませんでしたが、地域に感性として根付かせていく必要があります。
 機会があれば、何回でも意見交換を続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。
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