特別国民体育大会の空手道競技に出場する選手が９月12日、牛越市長に出場を報告しました。
　この日、市役所を訪れたのは、いずれも日本空手道剛柔流剛誠館出身で現在は松本第一高校空手部に所属する３年の相川流璃さん（常盤・上一）と１年の金谷月輝さん（大町・俵町）の２人です。７月に新潟県上越市で行われた北信越国民体育大会の空手道競技に出場し、相川さんは少年女子形で優勝、金谷さんは少年男子形で準優勝という好成績を収め、全国への切符を手にしました。
　今回の国体が高校生活最後の全国大会となる相川さんは「自分の100％を出し切れるように頑張りたい」、初めて国体に出場する金谷さんは「自分のベストを尽くして一つでも上の順位を狙っていきたい」とそれぞれ抱負を話しました。
　牛越市長は「長野県下の代表であり、大町の看板も背負っている。良い成績を残してほしい。期待している」とエールを送りました。
　大会は10月８日～10日に鹿児島県薩摩川内市で行われます。

　あさひＡＩＲに滞在しながら制作活動に取り組むアーティストが９月10日、麻倉でプレゼン会を開きました。
　今年の信濃大町アーティスト・イン・レジデンスは「水をつむぐいとなみ」をテーマに、井上唯さん、高久柊馬さん、小内光さん、土本亜祐美さんの４人が、８月23日から市内で作品制作やリサーチ活動を行っています。４人はプレゼン会でこれまでの活動や作品について紹介し、それぞれが制作に寄せる思いやこれから大町で生まれる作品について発表しました。
　牛越市長は「一人一人のアーティストの皆さんが持つ独自の視点と想像力で、大町の良さを掘り起こしていただきたい。大町での制作を通じて大切な出会い、交流も楽しんでほしい」と話しました。
　成果発表・展示は９月30日～10月９日に行います。井上さんは古布を縫い合わせて土地の風景を描く作品、高久さんは竹を使い春の水をイメージした作品、小内さんは市内で採取した土を使用した陶器の作品、土本さんはダムを舞台にした架空の物語を創作します。ぜひご覧ください。