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令和5年6月

令和5年6月30日 大町の清酒「GI信濃大町」に指定

 酒類の地域ブランドを保護する「地理的表示(GI)」に、大町の清酒が「GI信濃大町」として新たに指定され、6月30日に市役所でGI指定の伝達式が行われました。
 GIはWTOの協定が定める知的財産権の一つで、特定の産地ならではの酒類の特性が確立されている場合に、その産地内で生産され、一定の生産基準を満たした商品だけがその産地名を独占的に名乗ることができる制度です。他の商品との差別化や消費者の信頼性向上、海外への情報発信などのメリットがあります。長野県産の清酒を対象とする「GI長野」が既にあり、GI取得地域内でさらに指定を受けるのは全国初の事例です。
 伝達式では、関東信越国税局の田中豊酒類監理官から市内酒蔵3社(薄井商店・北安醸造・市野屋)でつくる管理協議会に国税庁長官からのGI指定が伝達されました。協議会代表の薄井朋介さんは「地域の特性を生かした酒造りに取り組み、観光PRや輸出にも取り組んでいきたい。3蔵で協力して適切に運用し、県内清酒のブランド向上に努めたい」と話しました。

令和5年6月24日 黒部ダム完成60周年記念 鉄拳さんと中学生がシャッターアート制作

 大町市出身で信濃大町観光大使を務めるお笑いタレントの鉄拳さんと、大町中学校美術部の部員15人によるシャッターアートの制作が6月24日、旧中央部品商会(大町・大黒町)で行われました。
 今回の作品は、黒部ダム完成60周年記念企画「くろよん60市街地シャッターアート」の一環で、鉄拳さんがデザインと下絵を手がけ、中学生と一緒に色を塗って作り上げました。爺ケ岳・鹿島槍ケ岳を背景に広がる花畑、鉄拳さん、おおまぴょん、鷹狩山の「恋人の聖地」、「泉小太郎伝説」の犀龍と泉小太郎、ライチョウが描かれています。
 参加した下條茉緒さん=大町中3年=は「シャッターに絵を描くのは初めて。たくさんの絵の具を使って描くのが楽しかった。大きな作品が完成して達成感がある」と話し、鉄拳さんは「素晴らしい作品ができた。前を通った人に見てもらい、一緒に写真を撮ってSNSなどでPRしてもらえれば。大町の新たな観光名所になったらうれしい」と話しました。

令和5年6月13日 メンドシーノ訪問団 国際交流の体験を市長に報告

 大町市の姉妹都市である米国カリフォルニア州メンドシーノを訪問した美麻小中学校の生徒が、6月13日に市役所を訪れ、牛越市長に現地の人との交流や異文化体験などについて報告しました。
 この日、市役所を訪れたのは、いずれも9年生の栗林暁生さん、牧瀬香春さん、八木奏和さんの3人です。今年はコロナ禍の影響で延期されていた渡米による訪問交流が5年ぶりに再開され、7~9年生が5月12日~19日の旅程で、ホームステイや学校交流、アートセンターでの作品制作などを体験しました。
 3人は「現地の人がフレンドリーで温かく、やさしさを感じた」「最初は思うように言葉が伝わらなかったが、だんだん自分なりに伝えられるようになり、楽しく会話ができた」「自分の気持ちを表現することの大切さを学んだ」などと話し、今回の訪問交流で培った経験を今後に生かすよう決意していました。
 牛越市長は「若い頃の経験はとても大切。立派に親善の役割を果たし、良い経験をしてきましたね」とねぎらいました。

令和5年6月12日 県内2カ所目の防災拠点完成 市とB&G財団が防災協定を締結

 (公財)B&G財団の支援で造られた防災倉庫(大町・大新田町)で6月12日、配備機材のお披露目式と協定書調印式が開かれました。
 同財団はB&G海洋センター・クラブを通じた全国との自治体とのネットワークを生かし、令和3年度から「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業を実施しています。県内2カ所目の防災拠点に選定された大町市は、総額3,900万円の助成を活用して災害時の活動拠点となる防災倉庫の建設や油圧ショベル・重機運搬用のスライドダンプ・救助艇・クレーン付きトラックなどの機材配備、重機のオペレーターなどの人材育成を進めてきました。
 牛越市長と継続的な人材育成・周辺自治体との連携促進などを趣旨とした協定書を交わした同財団の菅原悟志理事長は「日本は災害大国。全国に防災拠点を整備し、点と点を結んで線から面にしていくことが最終目標。機材を防災だけでなく、イベントなど地域の発展のためにも活用してほしい」と話しました。牛越市長は「さまざまな災害に対する備えを充実・強化することができた。協定を契機に地域の皆さんの安全な暮らしの確保と安心なまちづくりにつながれば」と感謝を述べました。

令和5年6月10日 避難生活の支援を考える 避難所運営研修

 大町市連合自治会と大町市自主防災会連絡会は6月10日、市役所で避難所運営研修を開催しました。午前午後の2回に市内全域から自治会長・自主防災会長など約100人が参加し、講演とグループワークを通して災害発生に備えた支援について確認しました。
 講演では、長野県災害時支援ネットワーク(長野県NPOセンター)の古越武彦事務局長が講師を務め、災害発生時に自ら命を守る「自助」と近隣が互いに助け合って地域を守る「共助」の重要性を強調しました。「避難しない場合でも、その人を心配して危険を冒しても救おうと行動を起こす人が現れる。それは他の人の命にも関わること。自分の命を守ることは周囲の人の命を守ることにつながることを自覚して行動してほしい」と呼びかけました。
 グループワークでは、災害発生直後・避難所生活数日・1カ月後を想定し、時系列に沿った適切な支援について検討しました。避難所の環境を整え、在宅避難者にも目を向けた自助・共助の在り方について意見を交換しました。
 参加した防災士の小林正和さんは「今日の研修内容を自治会に持ち帰り、災害への備えとしたい。他人事にならないようマニュアルがあればいいと思う」と話していました。

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