３日、文部科学大臣杯第78回全日本大学対抗選手権自転車競技大会が、美麻地区で開催されました。
　この競技会には本年度、全国各地の39大学から選抜された179人がエントリーし、１周13.4㎞、標高差は121mとアップダウンが多いコースを、女子は５周67.0㎞、男子は13周174.2㎞を走り、北アルプスの眺望に恵まれた自然豊かな山里でハイレベルな争いが繰り広げられました。また、市民が参加して実行委員会を組織し、90人を超えるボランティアが支援に当たりました。
　市長は「この美麻サイクルロードレースの準備運営に当たられる全ての皆さんに、深く感謝申し上げるとともに、選手の皆さんには、この美麻地区の大自然の魅力と沿道の景観を楽しんでいただき、自らの限界に挑戦し、力一杯、疾走されますことを期待いたします。」とあいさつしました。

　14日、当市出身で俳優の渡辺邦斗さんの信濃大町観光大使委嘱式が、市役所で行われました。信濃大町観光大使は、市の魅力を広く国内外に発信することを目的に、市の出身者や市にゆかりのある著名人に委嘱しており、渡辺さんが14人目となります。
　旧仁科台中学校（現大町中学校）を卒業した渡辺さんは、カナダモントリオールへ留学中、新人発掘オーディション「21世紀の石原裕次郎を探せ」で準グランプリに選ばれ芸能界入りし、現在、テレビドラマ、映画、舞台などに多数出演されています。
　また、15歳から独学で修得してきた写真技術を活かして、「記憶を辿る」と「市民に焦点を当てる」の２点をテーマに、塩の道ちょうじや及びギャラリーいーずらで自身初めての個展「大町深訪写真展」が開催される予定です。渡辺さんは、「観光大使として、まずは写真展を糸口に大町の魅力である大自然や風景、人と自然が調和する風土や歴史をアピールしていきたい。」と話しました。
　市長は「大町市の魅力を全国、世界に発信していただくようお願いいたします。」と期待を寄せました。

　
　18日に文化会館で大町地区敬老会が、また、27日には、ぽかぽかランド美麻で美麻地区敬老会が開催されました。大町地区敬老会では約400人、美麻地区敬老会では34人の75歳以上の方々が参加され、長年のご労苦をねぎらうとともに、健康長寿をお祝いしました。
　当日、大町地区では津軽三味線・民族音楽団あべやの皆さんによる邦楽・民謡エンターテイメントが繰り広げられました。また、美麻地区では旧美麻村高地地区出身で医療法人社団 萌気会会長の黒岩卓夫先生と秩子さんご夫妻による、「生きる・老いる・死ぬ を語ろう」と題して講演が行われました。
　美麻地区敬老会で、市長は「敬老会がコロナ禍を経て４年ぶりに開催されますことに、心からお慶び申し上げます。また、敬老の日を迎えられた皆さんの、お元気ではつらつとした笑顔を拝見できますことを大変嬉しく思います。」とあいさつしました。

　

　24日、第22回大北スポーツ競技会の開会式が、運動公園陸上競技場で開催されました。
　この競技会は、大北地区におけるスポーツ交流の場として、体力の向上やスポーツへの理解とマナーの向上、スポーツ人口の拡大を図ることを目的に開催され、大北５市町村から693人が参加し、陸上競技をはじめソフトバレーボール、ソフトテニス、ゲートボール、剣道、ミニテニスなど９競技が行われました。
　市長は開会式で「大会の準備、運営に当られます各競技協会、競技連盟の役員の皆さんに深く感謝申し上げます。また、いよいよ来年はパリオリンピックが開催され、既に各競技で予選が始まっています。スポーツへの関心が高まる中、この大会が選手の皆さんの健康と競技力の向上に繋がりますことをご祈念いたします。」とあいさつしました。