19日、八坂地区バンブーウェーブお別れ会が八坂公民館アキツで行われ、地域住民など約120人が参加しました。昨年開催された北アルプス国際芸術祭でのロシアのニコライ・ポリスキーさんの作品がこの度撤去されることに伴い、作家と共にこの巨大なアート作品の制作に取り組んだ八坂地域づくり協議会が開催しました。セレモニーでは、制作に関わった人から様々なエピソードが紹介されたほか、作家から届いた感謝を込めたビデオメッセージが上映されました。
市長は、「八坂地域づくり協議会をはじめ多くの皆様のご協力に改めて感謝申し上げます。バンブーウェーブは撤去されますが、これは、次回開催に向けてのスタートでもあります。この地域の取組みに対する共感の輪が大きく広がっていくことを祈念します。」と述べました。

19日、第17回北アルプス雪形まつりが、文化会館で開かれました。このイベントは、春の訪れを喜び郷土への愛着を育むことを目指して開かれ、市内小学生の雪形の絵画や詩をはじめ、今回から新たに加わった、中学生を含む児童・生徒の短歌や俳句作品の全819作品が展示されました。また、ステージでは市内の団体等の皆さんによる朗読、合唱、演奏や創作民話の発表が行われ、フィナーレでは会場全員で郷土の歌である信濃の国と早春賦を合唱しました。
市長は、「雪形まつりは、厳しい冬を乗り越えて春を迎える喜びを表現する機会であり、今年も数多くの作品をお寄せいただきました。本日は、それぞれの作品をゆっくりとお楽しみいただきたいと思います。」とあいさつしました。

20日、市立大町総合病院で第８回病院祭が行われました。今年は、地域の身近な病院として「ふれ愛 ささえ愛 たすけ愛 ～３つの愛でつながる地域の絆～」をテーマに、会場内には飲食・物販コーナーをはじめ健康相談、仕事体験などのブースが設けられるとともに、ステージでは仁科台中学校や大町岳陽高校の生徒による演奏などが行われ、家族連れなど約3,000人が来場しました。
市長は、「市立大町総合病院は、現在、新公立病院改革プランに基づき大きな改革を進めています。平成32年に経営改善を図るという大きな目標のため、各課で計画の進捗状況を確認しながら取り組んでいます。行政としましても一生懸命応援してまいります。」と話しました。

第18回アルプス囲碁村まつりが開催され、26日には前夜祭が、27日には知事杯・市長杯争奪囲碁大会が開かれました。知事杯・市長杯争奪囲碁大会は市総合体育館の大アリーナにおいて行われ、県内外から参加した約220人がクラス別の対局で熱戦を繰り広げるとともに、囲碁を通じた交流を楽しみました。また、今年はプロ棋士の指導による親子囲碁教室が開かれ、子どもたちは真剣な表情で学んでいました。
市長は、「全国各地より大町市にお越しいただき、心から御礼申し上げます。当市では、まちづくりは人づくりからの理念のもと、子どもたちへの囲碁の普及を進めるなど、囲碁を生かした取組みを進めております。皆様におかれましては、日頃の稽古・精進の成果を十分発揮していただきたいと思います。」とあいさつしました。

28日、北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会（遭対協）の総会が、JA大北アプロードで開かれました。平成29年の長野県内の山岳遭難は、発生件数292件、遭難者数327人で、近年の登山ブームとともに増加傾向にあるなか、遭対協は年間を通じて北アルプスにおける登山者の事故の未然防止のための安全指導、遭難者の捜索・救助活動、パトロール活動など多岐にわたり取り組んでいます。また、総会では山岳遭難防止や救助活動に貢献した３人が表彰されました。
市長は、「山はそれ自体が美しいもの、楽しいものであり、登山はなお嬉しいものであります。日頃から、北アルプスを訪れる大勢のお客様に安心して美しい自然環境を楽しんでいただくために、お力添えをいただいておりますことに感謝します。」と述べました。