４日、市立大町総合病院のイルミネーション点灯式が、病院駐車場で開催されました。市立大町総合病院を守る会が、６年前から入院患者や病院職員に元気を出してほしいと願い開催しているもので、約25メートルの高さのモミの木に大町市十日町の十日会の協力で、2,500個のＬＥＤ電球によるイルミネーションが飾り付けられました。イルミネーションは来年３月中旬まで、毎日午後６時～９時に点灯されます。
市長は、「患者の皆様や病院スタッフの皆様にとって明かりが灯ることはとても心温まる風景だと感じます。素晴らしいイルミネーションを飾っていただいた皆様に心から御礼申し上げます。そして、市民の皆様の心にも温かい光が灯ることを祈念いたします。」と述べました。

13日、市老人クラブ連合会による正月飾りの門松の贈呈式が、市役所正面玄関前で行われました。同会のわら工芸教室の会員約15人の皆さんが、２日間かけて手作りした高さ約２ｍの門松で、今年で15回目の寄贈となります。門松には、市内八坂地区から伐り出した竹や市内の松、ナンテンが使われ、わら細工で作られた鶴や亀などが飾られています。
市長は、「毎年、立派な門松を寄贈していただき心より御礼申し上げます。市役所を訪れる多くの市民の皆様に御覧いただくとともに、幸せを分かち合っていただきたいと思います。新年が明るく元気な年でありますよう祈念いたします。」とお礼を述べました。

16日、第８回市民参加と協働のまちづくりフォーラムが、サン・アルプス大町で開催されました。今年は「互いを知り、つながるまちづくり」をテーマに、市内の中学生や市民活動団体でまちづくりに関わる方など大勢の皆さんが参加しました。第１部では中学生による地域活動学習の成果発表が、第２部ではミニワークショップが行われ、ミニワークショップでは市職員が司会進行役を務め、様々な立場、世代の参加者がお互いの思いを話し合いました。
市長は、「今年６月から７月にかけて開催した北アルプス国際芸術祭では、多くの市民の皆さんにボランティアサポーターとしてご参加いただきました。これはまさに市民参加と協働の力で地域の将来を創っていく活動です。現在、市内にはまちづくりに関わる市民活動団体が168団体あり、様々な活動に取り組んでいただいています。本日のワークショップが、皆さんの相互の協力関係が築かれる機会となることを祈念します。」とあいさつし、ミニワークショップに参加しました。

22日、大町市科学振興賞表彰式が、市役所西会議室で行われました。この表彰は、市内の小・中学生が取り組んだ優れた科学研究に賞を贈り、科学の振興・普及啓発を図るもので、平成元年から毎年行われています。今年は「科学研究・調査の部」と「工作・発明の部」において、金・銀・銅賞10作品、努力賞21作品の合計31作品が表彰されました。
市長は、「ご受賞されました皆さん、おめでとうございます。ノーベル物理学賞を受賞した朝永振一郎博士は、物事を不思議だと思う気持ちが科学の芽生え、それを観察して考えることが茎となり、そして努力して謎が解ける時を花が開く、と例えています。現代はインターネットなどの発達により容易に情報を入手することができますが、物事を簡単に知ることよりも、自分なりに調べ試行錯誤して答えを導くことが喜びに繋がります。研究を通じて得た経験をこれからも大事にしていってください。」とあいさつしました。

29日、市教育委員会が主催する「第二の奥原希望発掘プロジェクト」が、市総合体育館で開かれました。４回目となるこのイベントには、全国各地から小学生から高校生までの選手69人が参加し、リオ五輪バドミントン女子シングルス銅メダリストの奥原希望さんほか第一線で活躍する講師陣から直接指導を受けました。
市長は、「ようこそ大町市へお越しくださいました。奥原希望選手の世界選手権優勝などの素晴らしい活躍により、全国に夢と感動の輪が広がっています。本日は、奥原選手をはじめとする講師の皆さんから直接指導していただきます。この機会を生かして、皆さんの素質をさらに磨き上げていただくようお願いします。」とあいさつしました。