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ホーム 北川景子さん、向井理さんのテレビドラマのロケ(平成28年4月)

北川景子さん、向井理さんのテレビドラマのロケ(平成28年4月)

1月下旬、大町市内でドラマの撮影が行われました。テレビ朝日の「黒い樹海」の撮影で、原作は不朽の名作といわれる松本清張の同名の小説で、映画を含めるとこれまでに5回も映像化されているそうです。撮影が行われたのは、年末年始からずっと続いた暖冬が、まるでロケにタイミングを合わせるかのように気象が一転して、どっさり雪が降り積もった時期で、その日の朝の大町の最低気温は氷点下7.2℃まで下がった厳しい寒さの中でした。
出演された北川景子さんや向井理さん、それに沢村一樹さん、小池栄子さんたちは、何日も市内に滞在して撮影にかかりきりだったそうです。撮影は、市役所のほか、街なかでは八日町の食堂や郊外の大町ダム周辺などで行われ、公募の市民の皆さんを含め50人もの大勢のエキストラの皆さんにご参加いだきました。

北川景子さん、向井理さんのテレビドラマのロケ

 

最前線で捜査の指揮を執る場面の収録は深夜の市役所内で行われ、廊下や階段のあちこちに大量の撮影機材が置かれ、それらを結んで幾筋ものケーブルが川の流れのように走り、それぞれの担当のスタッフの皆さんが真剣に作業に没頭していました。昔、何度か映画やテレビの撮影風景を遠巻きに眺めたことがありましたが、こんなに目近に撮影現場を見たのは初めてのことで、ずっと見ていたいと思いましたが、邪魔になってはいけません。撮影の合間を見て北川さんと向井さんにお礼のご挨拶をいたしました。お二人とも目に見えないオーラが出ているようで少し気後れしてしまいそうでしたが、お二人ともとても気さくにお話してくださり、人間としての魅力を感じました。北川さんは、撮影の直前にタレントのDAIGOさんとの結婚が大きく報じられたばかりの時の人で、姿やお顔立ちの優れているのは女優さんとして当然として、映画などでの役つくりや演技は、専門家からも高く評価されている方です。また、向井さんのすらっとした背の高さには本当にびっくりしました。小顔なためにいっそう均整のとれたスタイルで、私には、以前、NHKの大河ドラマで徳川秀忠役を見事に演じた際のスマートな演技が印象に残っています。

お二人には、大町にご滞在の記念に、市のキャラクターおおまぴょんの可愛いぬいぐるみと地酒をお贈りいたしました。直接お二人に伺いますと、二人ともお酒も嗜まれるとのことで、大町の類まれな美味しい水とお米で作られたお酒を堪能していただけそうで嬉しくなりました。

このドラマの放送は、約2か月後の3月13日の夜でしたが、私もテレビの前にどっかり座り込み、大町市内や市役所でロケした風景が映し出されると、あ、あそこだ!などと声を上げてじっくり見入ってしまいました。
この物語のストーリーはご存じの方も多いと思いますが、東北地方に旅行に行くと言って家を出た姉信子(小池栄子さん)が方向違いの大町で交通事故に遭い、不慮の死を遂げたことに疑問を抱いた妹の祥子(北川景子さん)が、姉の新聞社の同僚の記者吉井(向井理さん)とともに真相を解明していくという「旅情ミステリー」です。その過程では、さらに何人ものが死んでいくという凄惨なストーリー展開で、原作をまだ読んでいない私は、次々に登場する人物の一体誰が、姉を不可解な大町にまで連れ出した張本人なのか、なぜ、どんな事情で連れ出したのか、最後まで分りませんでした。

ドラマの画面には各所に厳冬の景色が映し出され、特に交通事故の撮影現場となった大町ダムの周辺は、遠景にダムの構造物の堤体が雪の中でいっそう厳しい寒さが際立っていました。大町市は、日本一長い信濃川の最上流部に位置し、北アルプスから流れ出る高瀬川には、さらに上流に東京電力の高瀬、七倉などの発電ダムがあり、また、3000メートル級の北アルプスの雄大な景観に恵まれ、四季折々の魅力にあふれています。
私たちの住む大町市がテレビドラマや映画などの舞台となって、大町が全国に紹介されるのは嬉しいことです。これからも美しく豊かな自然や優れた田園風景が発信されるよう努めていきたいと思います。

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