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大町市。北アルプスの麓、信濃大町。 
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現在位置:HOMEから大町病院のしおり作戦「看護師さん、やーい。」(平成24年7月)
更新日: 2012年7月23日

大町病院のしおり作戦「看護師さん、やーい。」H24.7

 本を読む際に、単行本などでは、普通、紐が付けられていますが、文庫本などでは無いものも少なくありません。そうした場合、欲しいのがしおりです。皆さんご存知の通り、読みかけの本に挟む短冊形の紙で、木製のものや紐状のものもあります。私も本を読むときには、しおりを重宝に使っています。
 漢字では「栞」と書きますが、その語源について手元の辞書を見ますと、「枝折る:しおる」というところから来ているようで、1.山道で木の枝を折ってつける道しるべ、2.案内・手引き、3.読みかけの本に挟み目印とするもの、とあります。一方で、広辞苑では、「栞」と「枝折り」は別の言葉として整理しており、どちらが正しいのか考究の余地はありそうです。

 さて、先日、長野市に出かけた際、以前、大町市にある北安曇地方事務所長として勤務され、地域に大変応援をいただいた県職員のOBの方にお会いしました。その折、にこにこしながら「市長さん、こんなものを見つけました。」とおっしゃいます。手元を見ますと、持っているのは本のしおりのようです。「ほら、大町病院の看護師募集の宣伝ですよ。長野市内の本屋さんにありました。」と嬉しそうです。
 私は驚いて手に取って眺めました。見ますと、「看護師・助産師募集」と書いてあり、病院のスタッフ3人の写真が笑顔で市立大町総合病院の募集を呼びかけています。そして裏面には、「北アルプス山麓・水の生まれるまち信濃大町」とあり、大町市の後にそびえる北アルプスの山並みの写真です。私はうれしくなって、それを大事にいただいて帰りました。

 市役所に戻るなり、すぐさま病院事務長の宮脇哲子さんに電話をかけ、反応を期待しつつ、この出来事を連絡しました。ところが、事務長さんは、「そうなんです。」と別に驚いた様子もなく、これに至った経過を説明してくれました。それによりますと、このプランは、看護部の皆さんが、医療スタッフ募集にあたり、よいアイデアがないかと知恵を絞っていたところ、しおりに広告を載せると本とともに広く人の手に渡ることに気づき、すぐに実行に移したのだそうです。すでに4月ごろから書店に出ていたようですが、なんという柔軟な発想力、そして行動力。

 さらに聞きますと、しおりは全部で5万枚製作したそうで、そっと「経費は?」と聞きますと、「あまり掛けませんでした」とのこと。 本は、知的好奇心を湧き立たせる源です。医療に携わっていたり医療に関心をお持ちの人には本が好きという方が多いのではないでしょうか。本を病院のスタッフ募集の仕掛けに使うとは、なかなかの作戦だと思います。
 私は最近、よく、「できることは何でもやろう!できることからどんどんやろう!」と口にしていますが、私の上を行く実行力です。負けました。
 
大町市を紹介するしおりの裏面の図案は8種類もあって、後日、実物を事務長さんが手元に届けてくれました。
 信濃大町の観光宣伝を兼ねて、ひとつずつ紹介しますと、
  1. 北アルプスの展望台・鷹狩山から眺めた雪の後立山連峰のモルゲンロート(真っ赤に染まる朝焼けは、地元でも早起きした人しか見ることができません。)
  2. 春、東山の桜並木越しに望む残雪の爺ケ岳(桜と雪山、絶好のシャッターポイントです。)
  3. 残雪まばゆい鹿島槍が背景の中山高原の菜の花畑(花の黄色と白銀のコントラストに目を奪われます。)
  4. 中綱湖畔の水田に映る桜の樹林(仁科三湖で最も小さい湖の湖畔のオオヤマザクラの濃いピンク色に息を呑みます。)
  5. 初夏の緑に包まれ、カヌーやボート遊びで賑わう青木湖(アルプスの峰々を映す鏡です。)
  6. 夏の大町の風物詩、若一王子神社の子ども流鏑馬の粋な姿(10騎の初々しい騎馬武者は6歳から9歳ほど。古式ゆかしい伝統の祭です。)
  7. 豪快な放水に涼感漂う黒部ダムの威容(毎秒10トン以上のダムの放水は、10月15日まで毎日行われています。)
  8. 秋、高瀬渓谷のエメラルドグリーンの水に映える鮮やかな紅葉(渓谷にある葛温泉の落着いた三軒の宿は秘湯の魅力たっぷりです。)
 どうでしょう、まさに自然豊かな大町の四季の見どころのオンパレードです。
 ちなみに、かっこ内は私個人の感想で、効能?を保障するものではありません。
 「看護師さん、やーい。お医者さん、やーい。」の「やーい」は、呼びかけの言葉です。大町病院へぜひ来てくださいませんか、という市民の切実な願いです。大町の美しく豊かな自然環境の中で人々の命を救う仕事に就きたいという方が、一人でも多く現れてくれることを心から願って、私も走り回っています。
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