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大町市。北アルプスの麓、信濃大町。 
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現在位置:HOMEからJR大糸線信濃大町駅(平成22年11月)
更新日: 2010年11月30日

JR大糸線信濃大町駅(平成22年11月)

 この10月から始まった信州デスティネーションキャンペーン。全国のJR各社が連携したPRの効果もあって、ここ大町にも信濃路の秋の深まりを探しに訪れる方が増えてきました。信濃大町駅前には小さなリュックを背にした観光客の姿が目に付きます。このキャンペーンを機に駅舎が山小屋風に生まれ変わり、岳都大町の玄関にふさわしい姿となりました。

 2日には、最新鋭のハイブリッド列車「リゾートビューふるさと」の大糸線乗り入れを記念して、駅前で賑やかなテープカットが行われました。テープにはさみを入れたのは、市内の保育園、幼稚園の園児たち180人で、一列に並んで元気いっぱいのセレモニーはなかなか壮観でした。
 山登りが好きな私は駅前に来ますと、重いリュックを背負ってようやく山小屋にたどり着いたかのような安堵感に包まれます。駅舎の姿を改めて眺めて見ますと、北アルプスの山小屋を髣髴とさせる屋根は、正面の大きな破風の形が特色で、先端には小さな尖塔が乗っています。破風というのは、普通、屋根の両端の三角形の部分を指しますが、屋根の装飾として用いられることも多く、例えば城の屋根に乗っている小さな飾り屋根もそうですし、ログ建築のドーマーも同様です。
信濃大町駅者が山小屋風に改装

 大町駅の破風は、ちょっと変わった形をしていて、建築の専門家に伺いますと、「はかま腰屋根、半切妻屋根又は隅切り屋根」などと呼ばれているそうです。インターネットで駅舎のデザインを片っ端から探してみますと、長野県内ではスイッチバックで有名な篠ノ井線の姨捨駅がこの形をしており、県外では常磐線の高萩駅、両毛線の栃木駅などもこの形式となっています。ちなみに両毛線の沿線には、このほかにも足利駅や佐野駅など昭和初期に建てられた古風な駅が残っているとのこと。また、インターネットには、「駅舎のデザインコンセプトに関する研究(森川貴博氏)」という論文が載っていて、それによりますと、「明治後期〜昭和初期にかけて、明治初期の洋風建築の習熟効果が現れ、切妻屋根、ハーフティンバー構法、ドーマ窓などを取り入れる駅舎が誕生した。」とあります。信濃大町駅が古風に感じられるのは、こうした建築デザイン上の工夫があることをはじめて知りました。大町駅舎の屋根は菱葺きと呼ばれる鋼板で葺かれ、深い紅色になっていて、いっそう古色を引き立たせています。中村駅長さんに伺いますと、山岳文化都市大町をイメージして設計されたとのことです。

 また、この破風の下に掲げられている新しい駅名看板は1枚板で、幅80センチ、長さは3.8メートルもある大きなもので、地元産の厚い栃の木材が使われています。ちょっと耳寄りな話ですが、大糸線沿線で今年いっせいにリニューアルされた信濃大町駅はじめ南小谷、白馬駅など5つの駅の看板を再現したミニチュアキーホルダーが作られ、記念商品として駅の窓口で販売されています。信濃大町駅のものは大町駅にしかありません。

 駅舎のなかには、大町市観光協会の観光案内所も同居させていただいていて、3人のスタッフが笑顔で、お立ち寄りいただく観光客の皆さんに観光情報のご案内をしています。駅前の人の賑わいに応えるように、駅前中央商店街や中心市街地のお店も元気です。駅前の行列のできる食物屋さんや、復活したパン屋さんも頑張っています。

 大糸線がもっとも華やかに活躍した時代は、登山やスキーがブームとなっていた昭和40年代で、大町駅も乗降客でごった返していました。モータリゼーションの進展に伴い、鉄道の役割も大きく変化しましたが、線路の果たす機能は決して小さくありません。列車の動きに合わせ、刻々と変化する景色を車窓から眺めながら楽しむ旅の趣きはまた格別です。特に、安曇野の田園風景、北アルプスの山岳景観や、仁科三湖の名で親しまれている山麓にたたずむ3つの湖、木崎湖、中綱湖、青木湖は四季を通じて信州を代表する絶景です。

 四季折々に、また、その日の天候により多彩な容貌を見せてくれる大糸線沿線の壮大なパノラマを、真新しいリゾート列車の大きな窓からぜひ一度、ゆっくり味わっていただきたいと思います。
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