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大町市。北アルプスの麓、信濃大町。 
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現在位置:HOMEから生涯学習インストラクターの会の研修にて(平成21年10月)
更新日: 2009年10月17日

生涯学習インストラクターの会の研修にてH21.10

 先日大町市で、長野県生涯学習インストラクターの会の研修講座が開かれ、私も参加しました。大町市でも、平成7年に生涯学習の基本となる計画、生涯学習推進プランを策定し、市民参加のもと生涯学習のまちづくりを進めていて、こうした背景もあって全県の研修会場に選ばれたものと思います。また、市の取り組みの中でご縁の深い日本生涯学習学会会長の浅井経子先生に記念講演をお願いしたと伺いました。

 生涯学習とは、一人ひとりが、充実した人生を送ることを目指し、自らの意志で、生涯にわたって行うものとされています。私はこの言葉の中に3つの要素があると思います。それは、生涯学習は自分の自発的な意志に基づくものであり、また、自らの人生を豊かにするための活動であって、生涯を通じて楽しく学ぶものということです。まず、自ら主体的に取組むことが前提であり、また、自らの人生を充実、向上させることが目的です。そして学んだ成果を、暮らしのあらゆる場に生かすことにより、人と人とのふれあいによる心豊かな地域づくりに繋がります。

 「学習」という言葉から、これを勉強することと捉えますと何か堅苦しくなりますが、単に先生や人から学ぶというより、自分自身から学ぶと考えたらどうでしょうか。また、「生涯」となると、一生勉強し続けるのかと気が遠くなる思いもしますが、そうではなく、例えば、習いごとや文化サークル、スポーツなど、日ごろ自分が参加している活動そのものが生涯学習であり、これからも今日、明日と続けることが大切だと思います。

 講演で浅井先生は、地域がきらり輝くための生涯学習をどう進めるかについてお話いただきました。先生は、生涯学習は生きがいの追求であり、自己実現のためであるが、楽しみを得たり、自己の向上を図ったりする自己完結型、自己満足型の学習活動ではなかなか満足は得られない。学習成果を社会や他者のために生かし、社会の中に位置づいている自己を自覚できたとき、満足が得られるとお話されました。つまり、自分のためだけの活動ではやがて虚しさを感じるようになり、ボランティア活動などを通じ人から感謝されて始めて実感がわくといいます。また、「新しい公共」という言葉のもとで、人々の社会参加活動や社会貢献活動が求められており、こうしたことから、地域づくりを進めていくためにも生涯学習の大切さを強調されたのでした。研修会は、県下各地から参加されたリーダーの皆さんでしたから、このあと、生涯学習のコーディネートのあり方など、専門的、実践的な分野の内容に及び、2時間近くの時間があっという間に過ぎてしまいました。

大町市では、「きらり輝くおおまち」を目指し、市民参加と協働によりまちづくりを進めていますが、この生涯学習を協働のまちづくりの原動力と位置づけ、生涯に亘って楽しく学べる環境を充実させ、子ども達に始まり、高齢者の皆さんまで市民の豊かな心を育み、協働のまちづくりに繋げる施策を進めています。

 生涯学習のテーマは、地域づくりから、文化・芸術、スポーツ、健康や福祉、環境問題、人権や男女共同参画など、あらゆる分野が領域です。むしろ社会に存在するすべての課題と言っても過言ではありません。そこで、市では、それらの幅広い分野での学習活動の実践のために、情報の提供や指導者の育成に努めてきました。今回の講座も、大町市のインストラクターの皆さんを始め、大勢の生涯学習の専門家にとって、日ごろの活動を検証し、更に広げる手がかりを考える機会となったことと思います。

 県インストラクターの会会長の牛越充先生は閉会の挨拶で、「生涯学習は、自分磨きの心の旅」とお話されました。私も、人生とは自らの夢の実現を目指す自己実現のプロセスであり、毎日がそのステップだと思います。自分磨きの心の旅・・日々の暮らしを通じて、こうなりたいと願う姿、こうありたいと思う目標を達成する過程が人生だとすれば、生涯学習は、毎日の生活や仕事の中で、自ら学び、実践することを通じ、自己実現、自己充実を進める大切な手立てであり、一人ひとりがこれを意識して取り組むことが大切だと改めて思います。
 そしてその成果を、自分ひとりのためだけではなく、隣人のために、そして広く地域づくりのために生かしていただくことが、学ぶ喜びを一層大きくすることにつながるのだと痛感しました。
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